iPad Pro 2020年モデルの登場に合わせて、iPad Pro用のキーボード「Magic Keyboard」が登場しました!
iPad Pro用Magic Keyboardにはなんと、トラックパッドが搭載されているんです!
これによりiPad ProでMacBookに近い操作ができようになると予想できます。
今回はiPad Pro用「Magic Keyboard」の特徴と、どんな方におすすめなのかをまとめてみました!
iPad Pro用「Magic Keyboard」の特徴
タッチパッド搭載!
iPadOSでも一応マウス・タッチパッドがサポートされましたが、アクセシビリティの機能の一部だったため、ホイールの向きが逆だったりとあまり使いやすいとは言えませんでした。
ところがiPad Pro(2020)と共に発表された「Magic Keyboard」には、キーボードの手前にタッチパッドが搭載!
- どこでもクリックできるトラックパッド
- Multi-Touchジェスチャーで思いのままに操作
- iPadに合わせた独自のカーソルを作成
Magic Keyboardのトラックパッドをまとめるとこんな感じ。
どこでもクリックできるトラックパッドや、マルチタッチジェスチャーできるってことは、MacBookのトラックパッドや、Magic Trackpad 2と同じ感じになりそう!
またカーソルはiPadに最適気なものを作り、作業に合わせてボタン、アプリのアイコン、テキストなどに重ねるだけで必要なツールに変身するんだとか!
フルサイズのバックライトキーボード&シザー構造で快適なタイピングが可能に
Smart Keyboardでは、ファブリック素材を使ったキーを採用し、iPadのキーボードとしては優秀なキーボードでした。
しかしMacやパソコンのキーボードと比べるとさすがに劣ります。
そして今回のiPad Pro用のMagic Keyboardは、iMacやMacBook Pro 16インチで採用でもされているシザー構造のキーを採用!
しっかりしたハードキーを採用し、MacBookに引きを取らないタイピングが可能となります。
またバックライトも搭載しているので、暗い場所でもキーを確認しながら作業できます。
画面を無段階で角度調整可能に!しかも浮いている
これまでのSmart Keyboardでは、画面の段階が2段階でしか調整できませんでしたが、「フローティングカンチレバー」というヒンジを採用し無段階に角度調整できるようになりました。
最も見やすい角度にスムーズに調整できます。
またこれまではiPadが下に付いている状態でしたが、Magic Keyboardでは画面が浮いた状態で使えます。
画面の高さが少し上がるので、見やすくなり首の負担も少し改善できそうです。
iPad Proを充電できるUSB-Cポート搭載
ヒンジの左側にUSB-Cポートが搭載されました。
これにより、
- USB-Cポートが2つに増え、充電しながら別の機器を接続できる
- 充電しながら使用したときに、ケーブルが邪魔になりにくくなる
これまでは本体側のUSB-Cポートしかなかったので、充電しながら他の機器を接続するためにはUSBハブなどを用意する必要がありました。
今度はキーボード側にも搭載されたので、キーボード側に充電ケーブルを挿しながら、本体側のUSB-Cポートに使用したい機器を接続できるようになります。
折りたたむとiPad Proの前面と背面を守るカバーに!背面にはリンゴマークが
Smart Keyboard Folio同様に、Magic Keyboardも閉じると、iPad Proの前面と背面を守るカバーとしても使えます。
さらに背面にSmart KeyboardではなにもなかったAppleロゴがあります。
しかもキーボードスタイルで使ったときに、MacBookのようにリンゴマークが正しい位置に見えるように!
Magic Keyboardのデメリット
価格が高い
11インチ用 | 12.9インチ用 | |
---|---|---|
Magic Keyboard | ¥31,800 (税別) | ¥37,800 (税別) |
Smart Keyboard Folio | ¥18,800 (税別) | ¥20,800 (税別) |
価格は驚くほど高く感じます、、
Smart Keyboard Folioよりも1万円以上高いです。
3万円以上もして、12.9インチ用は税込みにすると4万円超える…
iPadをメインマシンとして考えている方にはおすすめですが、MacBookが主として使っている方や、文字入力をあまり行わない方にはあまりおすすめはできません。
重くなりそう
まだ重さの情報を確認できていませんが、Smart Keyboard Folioよりも確実に重くなると思います。
Smart Keyboard Folioでも装着していると結構重くなりますが、シザー構造のキーボードやしっかりとしたヒンジなどを持っているMagic Keyboardは確実に重そうです。
タブレットとして使うときは外して使ったほうがいいかも…?
iPad Pro用Magic Keyboardがおすすめの方
- iPad Pro1台でなんでも行いたい方(メインマシンにしたい)
- iPad Proで文字入力が多い方
- MacBook Airよりもコンパクトなデバイスが欲しい方
現状でiPad Pro用Magic Keyboardがおすすめな方は、上記の通りです。
僕もそうですがiPad Proをメインマシンとして使いたい場合、トラックパッドとシザー構造のキーボードを搭載したMagic Keyboardはかなり頼もしい存在になりそうです。
最近はiPadだけでブログの投稿や画像編集を行うことも多いので、Magic Keyboardはかなり楽しみ。
またiPad Proはコンパクトな11インチモデルが選べます。
MacBookはモバイラーに人気だった「MacBook Air 11インチ」「MacBook 12インチ」が販売終了し、現在最もコンパクトなのが13インチの「MacBook Air」だけです。
MacBook Airも小さいほうではありますが、iPad Pro 11インチのほうがもっとコンパクトで持ち運びやすいサイズ。さらにiPadなら「Wi-Fi + Cellularモデル」も選べるので、iPhoneみたいにどこでもネットに接続できるのもポイント!