家族共用のiPadに、エントリーモデル「iPad (第8世代)」を購入してみました!
「iPad (第8世代)」開封
安いiPadだからといって、パッケージは他のApple製品同様に高級感あります。
購入したiPadの構成はこちら↓
- iPad (第8世代)
- ストレージ128GB
- スペースグレイ
- Wi-Fi + Cellularモデル
容量を32GBでは足りなさそうだったので128GBにして、外でも通信できる「Wi-Fi + Cellularモデル」を選びました。
外観
お馴染みのホームボタンのあるiPadのデザイン。
色はスペースグレイを選びましたが、落ち着いた色でいいですね!
指紋認証の「Touch ID」
iPad Proは「Face ID」を搭載していますが、こちらのiPadは昔ながらの「ホームボタン」かつ、指紋認証の「Touch ID」が採用されています。
「Face ID」はマスクを着用しているのと認証できなくなりますが、「Touch ID」はマスクをしていても関係なくロック解除できるので、外出先で使用するときに重宝します!
カメラが出っ張ってない
意外に嬉しいのが、カメラが出っ張っていないこと!
フラットなので、ケースを装着していなくても、机の上に置いて使うときもがたつくことがありません。
Cellularモデルのアンテナ
Wi-Fi + Cellularモデルを選んだので、背面の上の部分にアンテナ用の樹脂カバーがあります。
iPad Proだとアンテナは目立たない感じに仕上げられているのですが、iPadでは大きくてちょっと目立ちますね…
iPad Pro 11インチ (第2世代)と比較
iPad Pro 11インチ (第2世代)と並べて比較してみます。
本体サイズはあまり変わりませんが、Proはホームボタンのないベゼルレスディスプレイを採用しているので、Proのほうがディスプレイが大きいです。
Proのほうが薄い
厚さはiPad Pro 11インチ (第2世代)のほうが少し薄いです。
iPad (第8世代)のほうが、持った感じも分厚く感じますね。
重さはそこまで大きな差はない
厚さが結構違うので、重さも結構違うかな?と思ったのですが、重さは22g差と、意外とそこまで大きな差はありませんでした。
ちなみにどちらも「Wi-Fi + Cellularモデル」なので条件は同じです。
付属の充電器が急速充電対応で嬉しい
付属の充電器が最新の急速充電に対応した充電器!
iPad ProはUSB-Cですが、iPadはLightning。
ただし充電器は片側がUSB-Cで、急速充電が可能なタイプです。
そして感動したのが、18Wではなく最近登場したばかりの「20W USB-C電源アダプタ」が付属してきます。
この充電器を使ってiPhoneを充電すると、めちゃくちゃ速く充電できるので、iPhoneの充電器としてもおすすめです。
普通にサクサク動作!
一番リーズナブルなiPadではありますが、iPhone XSにも採用されていた「A12 Bionicチップ」を搭載しているので、十分すぎるほど高性能です。
「iPad 11インチ (第2世代)」も使っていますが、「iPad (第8世代)」の処理性能で「遅い!」と感じたことは今のところありません。
動画編集や高スペックを要求するゲームでは、違いが出てくるかもしれませんが、普通に使っていてスペック不足を感じることはまずないと思います。
ディスプレイの差は、見比べなければそこまで気にならない
フルラミネーションじゃない
「iPad (第8世代)」は、他のiPadよりもディスプレイ性能が劣ります。
まず「フルラミネーションディスプレイ」ではないこと。
フルラミネーションディスプレイとは、液晶とガラスの隙間がほとんどないディスプレイのことで、光の余分な反射が抑えられたり、タッチ操作で指とディスプレイが近くなり、より直感的な操作が可能になります。
ProMotionテクノロジーに慣れているとちょっとカクカクに感じるかも?
続いてiPad Proにのみ搭載されている「ProMotionテクノロジー」もありません。
こちらは標準60Hz画面のリフレッシュレートが、最大120Hzになる技術で、ブラウザのスクロールなどの動きのある表示が凄く滑らかに表示される機能。
個人的にはProMotionテクノロジーのあるiPadを使い慣れているので、60Hzの画面はカクカクに感じましたが、しばらく使っていたら慣れました。
そしてこれらの機能がないので、「iPad (第8世代)」は他のiPadと見比べると、確かに見劣りしてしまいますが、正直なところ見比べなければ十分「iPad (第8世代)」も高画質です。Retinaディスプレイで高解像度なので文字もキレイです、
お馴染みのアクセサリーが使える
一昔前までは「Apple Pencil」「Smart Keyboard」はハイエンドモデルのiPad Proのみ対応でしたが、今はエントリーモデルのiPadでも対応しています。
僕の場合は、「iPad 11インチ (第2世代)」に買い替えたことにより「Apple Pencil (第1世代)」「Smart Keyboard」が余っていたので、これまでのアクセサリーがそのまま使用できます。
「Apple Pencil (第1世代)」イラストやメモに便利
「Apple Pencil (第1世代)」に対応しているので、イラストを描いたり、紙のノートのように使うのに便利です。
ただし、このiPadには「フルラミネーションディスプレイ」「ProMotionテクノロジー」がないので、それらのあるiPad Proと比べると、書き味は多少落ちます。
Apple Pencilの充電方法がちょっと残念で、iPadのLightningポートにApple Pencilをブスッと挿して充電します。
Apple Pencil (第2世代)のiPadの側面にくっつけて充電できるのを知ってしまうと、もう少しなんとかならなかったのかなと思ってしまいますね…
「Smart Keyboard」でパソコンライクな使い方ができる
使わないときはiPadのディスプレイカバーになり、開くと物理キーボードになる「Smart Keyboard」です。
「Smart Keyboard」のキーは、一見頼りなさそうにも見えますが、実際にタイピングしてみると、キーの押した感覚がしっかりあり、想像以上に打ちやすいんです。
ちなみにiPadOSはマウスとトラックパッドにも対応したので、マウスなどとこのキーボードと合わせることで、よりパソコンライクな使い方ができますよ!
「iPad (第8世代)」はどんな方におすすめ?
- 初めてiPadを買う方
- 電子書籍を読みたい
- 画質をそこまで求めない
- Apple Pencilで本格的にイラストを描かない
初めてiPadを買う方から、既にiPadを使っている方まで幅広い方におすすめのiPadだと感じました。
正直、「Apple Pancilで本格的に描きたい」とか「iPadの側面にApple Pencilをくっつけて充電したい」「Face IDで使いたい」など、iPadへの強い拘りがなければ、このiPadで不満に感じることはそうないと思います。
まとめ
- 3万円台から購入できるコスパ性能高いiPad
- 必要十分な性能
- Apple PencilやSmart Keyboardにも対応
僕は普段iPad Proを使っていますが、「正直、このiPad (第8世代)でもよかったんじゃないか?」と思わされるくらい出来のいいiPadでした!
ディスプレイや処理性能など、他のiPadに比べると劣る部分もありますが、処理性能は必要十分な性能を持っていますし、ディスプレイも並べて見比べなければそんなに気にならないと思います。