「iPhone X」から搭載された「Face ID」ですが、「iPhone XS/XS Max/XR」では認識精度が更に高まりました。
しかし、やり方が間違っていたりすると、まだまだ失敗することもあります。
今回は「Face ID」の成功率を上げる方法・コツ・設定方法をまとめてみました!
①iPhoneを顔にまっすぐ向ける
「Face ID」はある程度の角度をつけたままでも認識はできますが、やはり顔と平行にしたときのほうが失敗が少ないので、なるべく顔にまっすぐ向けるように癖をつけましょう。
②iPhoneを顔に近づけすぎない
iPhoneを顔から25〜50センチ離すことを推奨されていて、近すぎても遠すぎても認識精度が落ちます。
とくに布団の中で寝ながら使うときは、顔とiPhoneが近くなりやすく、そのときは失敗する確立が多いと感じました。
③認識時は目をしっかり開ける
「Face ID」は目が開いていないと認識できません。
寝起きの半開きの目だと失敗する確立が高いので、認識時は目をしっかり開けるようにしましょう。
目を閉じたまま解除できるようにする方法もある
「Face ID」の設定内にある「Face IDを使用するには注視が必要」をオフにすると、 目を閉じたまま解除できるようにすることもできます。
あまりに認識精度が悪いときなどにオフに設定してみる価値はありますが、寝顔でも解除できるようになるので、寝ている間にほかの人に勝手に解除されてしまう恐れもあるので注意が必要です。
「設定」→「Face IDとパスコード」→ 「Face IDを使用するには注視が必要」をオフにすると設定できます。
④顔を2つ登録する
「iOS 12」から2つの顔を登録できるようになりました。
これはどういうことかというと、メガネの装着の有無や、女性のメイクの有無、目覚めたばかりのむくんでいる顔と普段の顔など、変化が大きい2パターンの顔を登録することにより、「Face ID」の認識精度がアップします。
⑤顔を登録し直す
上記の方法を行ってもまだ精度が悪い場合は、一度登録した顔をリセットして新しく登録し直してみましょう。
その際は、一番自然な姿で登録するといいと思います。
⑥フィルムでTrueDepthカメラを覆わない
Appleは画面保護フィルムを貼る場合、「TrueDepthカメラ」は覆わないものを推奨しています。
覆ってしまうと「Face ID」の精度が落ちるらしいです。
しかし僕は現在、「TrueDepthカメラ」も覆う全面ガラスフィルムを貼っていますが、認識精度が落ちたような感じはなく、貼る前とほとんど変わりないように思います。
大丈夫だとは思いますが、心配な方は「TrueDepthカメラ」が切り欠いてあるフィルムを選びましょう。
また全面覆われているフィルムで、「TrueDepthカメラ」のセンサー1つ1つに合わせて穴が開けられているフィルムもありますが、こちらは埃やゴミが穴に溜まりやすく、センサーが塞がれてしまう可能性があるので注意です。
⑦マスクをしていると解除できない
残念なことに、マスクをして鼻と口が隠れていると「Face ID」は反応しません。
冬の時期の風邪予防で着用される方や、医療系のお仕事をされている方は、認証されないので不便に感じてしまいますよね。
しかし、安全のために仕方のないことなので、そのときは諦めてパスコードを利用するか、解除するときだけマスクを少し下げて認証させましょう。
まとめ
- 向き、距離、目の開きに意識する
- 設定を見直す
- 「TrueDepthカメラ」を覆うフィルムはなるべく使わない
- マスクをしているときは諦める
以上のことを気をつければ「Face ID」の成功率は格段に上がり、不自由に感じることも少なくなるはずです。
「Face ID」で困っている方は、ぜひ参考しにしてみてください。