AirPods Proはノイズキャンセリング搭載!
Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods」が人気ですが、ノイズキャンセリング機能などを搭載した上位モデル「AirPods Pro」が登場しました!
ノイズキャンセリング機能とは、イヤホンのマイクで拾った音の逆相の音を生成して発することによって周囲の騒音が軽減できる機能です。
外部音取り込みモードで周りの音が聞くことも可能!
ノイズキャンセリングが搭載されているワイヤレスイヤホンは、SONYなど他社メーカーも販売していますが、AirPods Proには「外部音取り込みモード」という機能も搭載されています。
「外部音取り込みモード」とはその名の通り、外部音を耳に取り込むモード。
補聴器みたいな機能で、AirPodsの外側についているマイクから外部の音を取り込み、その音をユーザーの耳に流す機能です。
また「ノイズキャンセリングモード」と「外部音取り込みモード」は、AirPods Proの棒の部分を指で長くつまむと、簡単に切り替えできます。
そのため、ノイズをカットしたいシーンは「ノイズキャンセリングモード、周りの音を聞きたいときや、会話をしたいときは「外部音取り込みモード」という風に、使い分けることが可能なんです。
実際に通勤の電車でAirPods Proのノイズキャンセリング機能を使ってみた
①ノイズキャンセリングオフ・音楽もなしの状態
まずノイズキャンセリング機能をオフにして、音楽も何もかけない状態です。
AirPods Proは耳を密閉するカナル型なので、そのまま耳に入れても遮音効果はあります。
体感としては、50%くらいのノイズがカットされているような感じ。
それでも電車の音となると、耳にガンガン入ってきます。
②ノイズキャンセリング有効+音楽をかけていない状態
続いて、ノイズキャンセリング機能を有効にし、音楽をかけない状態または、ほんの少し聞こえるくらいの音量で試してみます。
AirPods Proを耳に入れ、ノイズキャンセリングを有効にすると、スーッと魔法のように電車のノイズが消えていきます。
僕個人の体感としては、何も耳に装着していない状態の90%くらいのノイズがカットされたような感覚です。
ほんの少しだけノイズは残りますが、ノイズキャンセリングなしで耳に装着しただけ状態とは比べものにならないくらいカットされます。
あと電車内、ホームのアナウンスは、小さな音量ですが意外と耳に入ってきます。
ただし音楽をかけているとほとんど聞こえないので、アナウンスをちゃんと聞きたいときは「外部音取り込みモード」に切り替えて、音楽の音量を下げると聞き取りやすくなります。
③ノイズキャンセリング+音楽を流した状態
今度は音楽をかけた状態で試してみます。
音量にもよりますが、10%くらい残っていたノイズが、音楽をかけるとほぼ聞こえなくなります。
これはまるで、静かな部屋で音楽を聴いているかのような感じ!
また普通のAirPodsは、耳を密閉しないオープンエア型かつ、ノイズキャンセリングもないため、音楽の音量を大音量にしがちでした。
ノイズキャンセリングを有効にしたAirPods Proならそんなに音量を上げなくてもしっかり聴けるので、耳にも優しいです。
ノイズカット率まとめ(個人的な感想)
ノイズキャンセリング無効 | 50%カット |
---|---|
ノイズキャンセリング有効 | 90%カット |
ノイズキャンセリング+音楽再生 | 99%カット |
バス、新幹線も問題なし
バス、新幹線でも試してみましたが、在来線と同じく、ほとんどのノイズが消えました。
飛行機でも試したかったのですが、他の方のレビューを見ると、飛行機でも快適だったとの意見が多かったので、乗り物系の騒音はほぼ大丈夫だと思います。
【注意点】街中を歩いているときにも効果的だが
歩道を歩いているときの、車などの騒音もスーッと消えて効果的でした。
しかし後ろから自動車や自転車が来ていても全然気づけなくなって大変危険なので、AirPods Proを使う場合は「外部音取り込みモード」に変更して、音楽の音量も小さめにしましょう。
これだと周りの音が良く聞こえます。
ノイズキャンセリングは凄い機能ではありますが、使うシーンを間違えると、危険なので注意が必要。
【まとめ】電車バス通勤の方にかなりおすすめ!
- 音楽をかけないと、ノイズが90%くらいカットされる感じ
- 音楽をかけると、ノイズはほぼ聞こえなくなる
- 音楽の音量をそんなに上げなくても聴き取りやすく、耳に優しい
- 周りの音を聞きたいとき、会話したいときは「外部音取り込みモード」を使うと便利
電車で使ってみると、電車のノイズがほとんどカットされて非常に快適に音楽を楽しむことができました!
1週間ノイズキャンセリングを使って生活して思ったことは、騒音は意外にも疲れるということ。
駅、電車のノイズをカットして生活すると、通勤の疲労が大幅に減ったように感じました。
またノイズキャンセリング機能は、外を歩いているときなどに使うと自動車や自転車に気付きにくくなり危険ですが、そんなときは「外部音取り込みモード」に切り替えることで周りの音が聞き取りやすくなるので、使い分けが便利です。
音楽を聞いているときに話しかけられたとき、普通のイヤホンの場合は外さないと聞こえませんが、AirPods Proは外部音取り込みモードにして、音楽を止めれば、外さなくても装着した状態のまま普通に会話できます。