Nintendo Switchの、携帯専用のモデル「Nintendo Switch Lite」が登場しましたね!
携帯モードに特化したモデルで、テレビ出力や振動などを省くことで、軽量で価格も抑えられています。
僕もNintendo Switchでよく遊ぶのですが、携帯モードだと少し重たくて手が疲れるんですよね…
そして家族が使っていると遊べないということもあり、2台目として「Nintendo Switch Lite」を買ってみました!
「Nintendo Switch Lite」の特徴
- 携帯モード専用でテレビに映像を映せない
- コンパクトかつ軽量になった
- 十字キーが搭載
- HD振動は非搭載
最も大きな違いは、携帯モードに特化したモデルなので、テレビに映像を出力することはできないことです。
ドックもありませんし、変換ケーブルなどを用いてテレビに接続しても映すことはできません。
その反面、携帯ゲーム機に特化したするため、画面が少し小さくなりますが、本体は大幅にコンパクトで軽量で手が疲れにくくなります。
あともう1つ注意点としては、HD振動がないこと。
振動機能がないので、臨場感が劣ってしまいますし、振動を使った一部のゲームで支障が出る可能性があります。
今回はその普通のSwitchとの比較と、劣る部分はどうなのかを含めてレビューしたい思います!
「Nintendo Switch Lite」レビュー
それでは開封していきます!
普通のスイッチはドックなどが含まれるため、比較的大きなパッケージでしたが、Switch Liteはとてもコンパクトなパッケージです。
セット内容
- Nintendo Switch Lite本体
- ACアダプター
- セーフティーガイド
付属品はとても簡単で、本体とACアダプターだけで、あとは説明書ではないACアダプターに関する注意書きの用紙が入っているだけです。
ドックやストラップなど付属品が盛りだくさんだった普通のSwitchと比べると少し寂しくも感じますが、ACアダプターが別売りだった一部の3DSと比べると、付属してくるのはありがたい!
小さくてかわいいデザイン
小さくなってかわいらしいスイッチ!
Joy-Conではなく、コントローラー一体型なので、見た目もスッキリしていますね。
カラーバリエーションは「ターコイズ」「イエロー」「グレー」の3色ですが、僕は落ち着いた「グレー」を選びました。
普通のSwitchはあまり外に持ち運ぼうとは思えなかったのですが、Liteは気軽に持ち出したくなるサイズ!
「Nintendo Switch Lite」と「Nintendo Switch」のサイズ比較
サイズは並べてみると結構違います。
幅は大体ですが、Joy-Con1個分違います。
今までのSwitchは携帯ゲーム機としては大きすぎる思っていたので、Liteの大きさはちょうどいいサイズですね!
背面は、どちらの機種にも大きなロゴがあります。スタンドはなくなっていますね。
高さ(厚さ)はほとんど変わりません。
上面は、ゲームカードスロット、イヤホンジャック、音量ボタンなどの位置も同じ。
下側中央には充電用のUSB-Cポートがあります。Liteでは右側にmicroSDカードスロットのカバーも追加。
画面はそこまで小さくなく、見づらいということはない
6.2インチから5.5インチへと画面サイズも小さくなりました。
「画面が見づらくなるかな?」と心配していたのですが、実際に遊んでみると思ったほど小ささを感じません。
ソフトによって違いはあるかもしれませんが、文字が小さくて読みづらいということはありませんでしたし、表示が小さくなりがちな「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」の4人対戦でも問題なく普通に遊べました。
5.5インチでも携帯ゲーム機の中では大画面の部類に入るので、画面の小ささはそこまで心配しなくていいと思います。
十字キー搭載で操作しやすい
普通の「Nintendo Switch」は、Joy-Conが1つでも横持ちで遊べるコントローラーのゆえ、十字キーではなく独立したボタンでしたが、「Nintendo Switch Lite」ではコントローラーを分離する必要がないため、ちゃんとした十字キーが採用されています。
基本的にはスティック操作に合わせたゲームが多いですが、2Dのゲームや、有料のNintendo Switch Online会員が遊べる「ファミリーコンピュータ」「スーパーファミコン」で効果を発揮します!
十字キー以外のボタンはサイズや配置もほとんど同じなので、ボタンが押しにくいということは一切ありません。
軽くて遊びやすい・腕が疲れにくい
普通のSwitchを量ると412gもありますが、Switch Liteはなんと283g!
持ってみると…
100g以上も軽量なので、手で持ったときの体感重量はまったく違います。
普通のSwtichで長時間遊んでいると、重さで手が疲れてきて途中でTVモードにしてコントローラーに持ち替えて遊ぶことがよくありましたが、Switch Liteなら同じ時間手で持って遊んでも全然疲れないんです。
軽さだけじゃなく、コンパクトなのも、手が疲れにくいのに貢献していると思います!
ちなみに「New 3DS LL (329g)」よりも軽量なのには驚いた…!
振動がないのは寂しいけど慣れる
「Nintendo Switch」ではHD振動があるので、臨場感と迫力が楽しめましたが、「Nintendo Switch Lite」にはHD振動及び振動機能はありません。
僕の場合、最初は振動がないのを寂しく感じましたが、しばらく遊んでいると振動がないことを忘れてしまうくらい気にならなくなりました。
ただし振動を利用したゲーム(振動する場所に隠しアイテムが埋まっているなど)では少し困ることもあるのでその辺は注意です。※次の項目で解決策あり
Joy-ConやPro コントローラーも使える
携帯モードに特化している「Nintendo Switch Lite」ですが、実は「Joy-Con」や「Pro コントローラー」といった外部コントローラーも使うことができます。
「スーパー マリオパーティー」などのJoy-Con専用のゲームはそのままでは遊べないのですが、Joy-Conを用意すれば遊べるようになります。(※本体を利用する一部のゲームを除く)
テレビに映像を映せないので、画面は小さいですが、遊べないことはないですね!
また外部コントローラーを使えば、HD振動も楽しめるようになるので、振動がないと不利になるゲームでは「Joy-Con」「Pro コントローラー」を使うことで解決できます。
純正スタンドを使えば、テーブルモードも可能に
「Nintendo Switch」は本体背面にスタンドがあるので、画面だけ立てかけてテーブルモードで遊ぶことができましたが、「Nintendo Switch Lite」にはスタンドがありません。
そのままではテーブルモードが使えないのですが、別でスタンドを用意すれば同じように遊ぶことができます。
おすすめなのが「純正スタンド」!
ドックのように置くだけでいいですし、充電器を繋げれば充電しながら遊ぶこともできるようになります。
また無段角度調整もできるので、どんな姿勢のときにも見やすい向きに調整できます。
投稿が見つかりません。ダウンロード版で買ったソフトは2台目でも遊べる (※)
Switchのソフトではダウンロード版を購入するようにしていますが、複数台のSwitchでもダウンロード版を購入した同じアカウントでログインすれば、どの端末からでもそのソフトを遊ぶことができます。
ダウンロード版を複数のSwitchで遊ぶときの注意点
- ダウンロード版ソフトを同一アカウントで同時に遊ぶことはできない
- 別々のダウンロードソフトでも、同時に遊ぶことはできない
- 「いつも遊ぶ本体」に設定してないSwichは、インターネットに繋がっていないと遊べない
「1つのソフトでみんなで同時に遊べるぜーひゃっほー!」と思ったのですが、注意点が何点かあります。
ダウンロード版ソフトを同一アカウントで同時に遊ぶことはできない
まず同一のアカウントを使って複数のSwitchでダウンロードソフトを同時に遊ぶことはできません。(それぞれ別のアカウントを使えば同時に起動できます)
同じアカウントでは複数端末での同時に遊ぶことができませんが、 「いつも遊ぶ本体」に設定したSwitchに限り、ダウンロード版を購入したアカウント以外の別のユーザーでも遊ぶことができます。
これを利用すれば、2台目のSwitchではダウンロード版の購入に利用したアカウントのユーザーで起動することで、2台で同時にダウンロード版ソフトを起動することができます。
「いつも遊ぶ本体」に設定してないSwichは、インターネットに繋がっていないと遊べない
「いつも遊ぶ本体」に設定したSwitchならいつでも遊ぶことができますが、それ以外のSwitchでは、インターネットに接続された状態なのと、他に誰もダウンロード版のゲームを遊んでいないことが確認できないとゲームを遊ぶことができないんです。
また「いつも遊ぶ本体」に設定していないSwitchで遊んでいるときに、途中で「いつも遊ぶ本体」に設定したSwitchが遊ぼうとすると、設定していないほうのSwitchのゲームが途中で中断されて遊べなくなります。
別々のダウンロードソフトでも、同時に遊ぶことはできない
「マリオカート」と「スプラトゥーン2」というように、別々のダウンロードソフトでも、同一のアカウントでは同時に遊ぶことはできません。
「いつも遊ぶ本体」に設定したSwitchで別ユーザーを使った裏技を使えば遊べます。
Switch Online会員は、セーブデータがオンラインで同期される
さらにSwitch Online会員なら、セーブデータがクラウド上に保存されて、複数台の本体で同期されます。
そのため、自宅ではテレビに繋いだSwitchで遊び、外では軽いLiteを持ち出して続きから遊ぶなんてこともできちゃいます!
microSDカードの挿入口が移動
microSDカードの挿入口は、普通のSwitchではスタンドを出したところにありましたが、Switch Liteではスタンドがないので、microSDカードスロットは本体下側にあります。
そして僕は毎回ダウンロード版を購入して容量がいっぱいになってしまうので、256GBの容量のmicroSDカードを買いました。
任天堂公式ネットショップでも取り扱っている安心のSamsung製のSDカードを選びましたが、値段もそこまで高くないのでおすすめです。
普通のSwitchよりもSwitch Liteがおすすめの方
- 携帯モードがメインでテレビでは遊ばない
- 1台のスイッチで複数人数で同時に遊ばない
- 2台目として欲しい
- 家族や兄弟が普通のスイッチを持っている
まずNintendo Switch Liteをおすすめしたい方は、TVモードでは遊ぶ予定がなく、携帯モードをメインで遊びたい人!
100g以上も軽量でコンパクトで持ちやすいので、携帯モードでの遊びやすさは断然Nintendo Switchのほうが勝っています。
次は1台のスイッチでマリオカートなどのゲームを複数人数で遊ばない方、他にスイッチを持っている方、家族が既にスイッチを持っている方にも適しています。
まとめ
- コンパクトかつ軽量で、持ちやすく疲れにくい
- 画面の小ささはそこまで気にならない
- 振動がないのは慣れる。外部コントローラーを使えば振動は使える
- 「Joy-Con」「Pro コントローラー」も使える
- スタンドとコントローラーを用意すればテーブルモードで遊べる
- 十字キーは、2Dゲームで重宝
- ダウンロード版ソフト、セーブデータが共有可能で、2台目にも最適
普通のNintendo Switchユーザーが新しい「Nintendo Switch Lite」を買ってみましたが、普通のSwitchよりもLiteばかりで遊ぶようになりました(笑)
コンパクトかつ100g以上も軽量なので、手に持ちやすく、長時間遊んでも手が疲れにくい。
また画面も小さくて見づらいということはまったくなく、ボタンも従来モデルと同じように押しやすくて快適です。
携帯モードばかりでテレビに映像を映して遊ぶ予定がない方にはかなりおすすめなSwitchです。そしてSwitchはダウンロード版ソフト、セーブデータが共有可能なので、2台目にもおすすめしたいです。