Apple TV 4Kがほしいけど、「有線つきモデル」と「無線のみモデル」どちらを購入したらいいのか悩む…
Apple TV 4Kには、「Wi-Fiモデル」「Wi-Fi + Ethernetモデル」の2つのモデルが販売されています。またストレージ容量の違いもあったりで、初めて買うときはどちらのモデルを選んだらいいのか迷いますよね。
この記事では実際にApple TV 4Kを愛用している僕が、Apple TVについての解説と、どのモデルがおすすめなのかを紹介します!
- Apple TV 4Kはどんなことができるのか
- Apple TV 4Kのモデルの違い
- Apple TV 4Kのおすすめのモデル・容量
「Apple TV 4K」は何ができるの?
①インターネット動画が視聴できる(テレビがスマートテレビに)
Apple TVをテレビに繋げることで、様々な動画サービスをテレビで見れるようになります。
iTunes Storeの動画だけでなく、YouTube、DAZN、アマゾンプライムビデオ、Netflix、Hulu、AbemaTVなど豊富な動画配信サービスが視聴できます。(※見たいサービスを契約する必要あり)
最新型のテレビなら標準で見れるものもありますが、HDMI端子さえあればどんなテレビでも利用可能です。
②ゲームが遊べる(Apple Arcade含む)
知らない人もいるかもしれませんが、実はApple TVではゲームアプリを遊ぶこともできるんです。
Apple TVのリモコンで操作するか、対応したゲームコントローラーを接続することもでき、ゲーム機のように本格的に遊ぶこともできます。
またAppleのゲームのサブスクサービスの「Apple Arcade」も、Apple TVで楽しめます!
③AirPlayでiPhone/iPad/Macの画面がテレビに映せる
個人的に嬉しいのが「AirPlay」に対応していること!
iPhone、iPadの画面をAirPlayを使って、ワイヤレスでテレビに映し出すことができるんです。
写真や動画、ゲームの映像を大画面のテレビに映して、みんなで楽しめます。
またMacでも利用できますが、Macと同じ表示をミラーリングで映せるだけじゃなく、外付けディスプレイとして扱うこともできるので、Macとテレビでデュアルディスプレイにすることもできます!
リビングで作業するときに重宝しています!
④iCloudの写真・ビデオが見れる
先ほど、iPhoneで撮った写真・動画をAirPlayでテレビに映せると言いましたが、iCloudで保存している写真・動画は、AirPlayを使わなくてもApple TV単体で表示することができます。
子供の写真をテレビに映し出して、家族みんなで楽しむことができますね!
⑤AirPods・AirPods Proが使える
iPhoneユーザーの方なら使っている方も多い、「AirPods」がApple TV 4Kでも使えます!
同じAppleアカウントでログインすれば、ペアリングが不要で使えるので、普段iPhoneなどで使っているAirPodsをそのままApple TV 4Kを接続したテレビで楽しめます。
⑥iPhoneがリモコンになる
意外と便利なのが、iPhoneがApple TV 4Kのリモコンになること!
AmazonのFire TVにもリモコンアプリはありますが、Apple TVとiPhoneの組み合わせだと、アプリ不要で「コントロールセンター」から簡単に呼び出すこともできます。
また見たい動画を探したりするときや、ログイン情報を入力するときに、iPhoneのソフトウェアキーボードから入力できるのも便利です!
「Wi-Fiモデル」「Wi-Fi + Ethernetモデル」の違い・比較
Apple TV 4K Wi-Fiモデル 2022年モデル | Apple TV 4K Wi-Fi + Ethernetモデル 2022年モデル | |
---|---|---|
解像度 | 4K | 4K |
HDR | ○ | ○ |
プロセッサ | A15 Bionic | A15 Bionic |
HDMI | HDMI 2.1 | HDMI 2.1 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi | Wi‑Fi 6(802.11ax) | Wi‑Fi 6(802.11ax) |
Threadネットワーク | – | ○ ※スマートホームデバイスを より安定接続させる機能 |
有線LAN | – | ギガビットEthernet |
サイズ | 高さ:31 mm 幅:93 mm 奥行き:93 mm | 高さ:31 mm 幅:93 mm 奥行き:93 mm |
重量 | 208 g | 214 g |
ストレージ容量 | 64GB | 128GB |
Siri Remote (付属のリモコン) | USB-Cコネクタ採用の新型 | USB-Cコネクタ採用の新型 |
価格 (税込) | 19,800円 | 23,800円 |
2022年モデルの新型Apple TV 4Kの2つのモデルを比較。
前モデルように、出力できる解像度の差や、チップの性能差はありませんが、接続端子やストレージ容量が少しだけ異なります。
【違い1】有線LANが使えるかどうか
Apple TV 4K Wi-Fiモデル 2022年モデル | Apple TV 4K Wi-Fi + Ethernetモデル 2022年モデル | |
---|---|---|
Wi-Fi | Wi‑Fi 6(802.11ax) | Wi‑Fi 6(802.11ax) |
Threadネットワーク | – | ○ ※スマートホームデバイスを より安定接続させる機能 |
有線LAN | – | ギガビットEthernet |
性能差などはほぼありませんが、最も大きく異なるのが「有線LAN」が接続できるかどうかです。
Wi-Fiモデルは名前の通りWi-Fi接続しかできませんが、「Wi-Fi + Ethernetモデル」は、有線LANでの接続が可能です。
Wi-Fi接続で不安定な場合、動画が途中で止まってしまったりということもありますが、有線LANなら改善できる場合があります。
あとWi-Fi + Ethernetモデルは、スマートホームデバイスをより安定接続させる機能「Threadネットワーク」にも対応しているので、ホームキットでのスマートホームデバイスを利用される方も「Wi-Fi + Ethernetモデル」のほうをおすすめします。
【違い2】ストレージの容量
Apple TV 4K Wi-Fiモデル 2022年モデル | Apple TV 4K Wi-Fi + Ethernetモデル 2022年モデル | |
---|---|---|
ストレージ容量 | 64GB | 128GB |
もう一つの違いはストレージ容量。
Apple TV 4Kのストレージ容量は、主にアプリやゲームの保存に使われます。
正直なところ、動画の視聴はほとんどが、ストレージの容量を使わないストリーミング再生になるので、ゲームアプリをたくさん遊びたいという方でなれければ、容量はあまり気にしなくてOKです。
64GBでもゲームアプリはそこそこ保存できますし、容量の大きなRPGアプリなどを保存しまくりたいという方でなければ、128GBまではなくても困らないと思います。
「Wi-Fiモデル」「Wi-Fi + Ethernetモデル」どちらがおすすめ?
「Wi-Fiモデル」「Wi-Fi + Ethernetモデル」、どちらがおすすめかどうかは、「有線LAN」が必要かどうかで判断するといいと思います!
ストレージ容量の差もありますが、Apple TVに対応した大容量なゲームもまだそこまで多くなく、64GBでも十分な容量ではあります。
32GBの前モデルを使っていましたが、それでも全然余裕でした。
まとめ
- 大きな違いは「有線LAN」が利用できるかどうか
- ストレージ容量はゲームアプリをたくさん保存するかどうかで判断しよう
Apple TV 4Kについて何ができるのか、どのモデルを選んだらいいのかまとめてみました!
個人的には、どうしても有線LANがほしいという方でなければ、Wi-Fiモデルで十分満足できると思います。ゲームをたくさん入れたりしない限り容量も64GBで十分ではないでしょうか。