スマホリングを装着しているとワイヤレス充電ができない
スマホリングは、スマートフォンに貼り付けてリングの中に指を通すと、安定してスマートフォンを持つことができ、落下防止効果も期待できるアクセサリーです。
ところがスマホリングをスマートフォンの背面に貼ると、リングが邪魔をしてワイヤレス充電ができなくなってしまうというデメリットがあります。
ワイヤレス充電対応スマホリング「iRing Slide Single」が登場!
- リングをスライドすることでワイヤレス充電に対応
- 縦向きでのスタンドとしても利用可能
- 「iRing Hook」対応で車のダッシュボードなどにかけられる
スマホリングで有名な「iRing」にワイヤレス充電に対応したモデル「iRing Slide Single」が登場しました!
スマホリングとワイヤレス充電は併用することができませんでしたが、「iRing Slide Single」はリング部分がスライドでき、ワイヤレス充電の装置部分を避けることで、スマホリングを装着した状態でもワイヤレス充電を実現しています。
またスライドできることによってスタンド機能もパワーアップ!
下側にスライドさせることで立て向きで立てかけることもできるようになりました。
「iRing Slide Single」レビュー
それでは開封していきます!
外観
一般的なスマホリングの貼り付けする板は、四角か丸型の形状のものが多いですが、「iRing Slide Single」ではスライド可能な構造のため、縦長の形状となっています。
一般的なスマホリングよりも2倍くらいの高さがあります。
サイズが大きいのでこれまでのiRingよりも重くなったかな?と思いきや、量ってみると15g(公式では14g)。
普通のiRingの重さが12gなので、意外にもそこまで重くなっていません。
リング部はステンレス素材ですが、他の部分は軽量なポリカーボネートが使われいてるからですね。
両面テープでスマートフォンに貼り付ける
一般的なスマホリング同様に両面テープで貼り付けます。
粘着テープで有名な「3M」のテープが使われていました。
スマートフォンに直接貼り付ける場合や、硬く平らなケースにはそのまま貼り付けられますが、シリコン系のケースなどの場合は付属のフィルムを貼り、その上から「iRing Slide Single」を貼り付けるようにと書かれていました。
あとはスマートフォンに貼り付けるだけですが、変な位置に貼ってしまうとワイヤレス充電ができなくなる恐れもあるので注意が必要です。
僕はパッケージの見本を参考に、リングを一番下に移動して下げた状態で、リングの先端が端末の一番下側と同じくらいの位置になるように貼り付けました。
装着完了
同じブラックカラーのエアージャケットに装着したので、そこまで違和感はないですね。
カラーはブラックの他、パールホワイト、シルバー、ゴールド、ローズゴールドの全5色から選べます。
スライドできる構造なため、普通のスマホリングよりも厚さがあります。
そのため机に置いたときはスマートフォンが浮いてしまいます。
指を通せばiPhoneの持ちやすさが向上
スマホリングなのでリングに指を通すことで、スマートフォンを安定して持つことができます。
とくに最近のスマートフォンは大画面化が進み本体が大きくなってきているので、片手で持ちにくくなってきているんです。
スマホリングを使えば、片手で持ちにくかった大きなスマートフォンでも使いやすくなります。
スライドさせてみる
スライド装置はカチカチと段階的に固定されながら可動するので、使っている間に勝手に下がったりすることはありません。
結構しっかりしているので、スライドには多少の力がいります。
一般的なスマホリングの場合、貼り付けてしまうと剥がさない限り高さ調整ができませんが、「iRing Slide Single」の場合は高さも自由に変えられるので、使うシーンによって調整することが可能です。
移動できる範囲はなんと61mm。
日によってスマホリングの位置がしっくりこないことがあった僕にとっては、高さを自由に調整できることが地味にありがたく、普通のスマホリングよりも使いやすいと感じました。
スライドさせることでワイヤレス充電ができる
「iRing Slide Single」の最大の特徴でもあるワイヤレス充電を試してみます。
使用するのは「belkin BOOST UP ボールドワイヤレス充電パッド F7U050JABLK-A」というパッドタイプのワイヤレス充電器です。
まずリングを一番下側までスライドさせ、リングを下向きに下げます。
そしてiPhoneがワイヤレス充電器の真ん中の位置になるように置くと、
ピコン!
リングを装着した状態でもワイヤレス充電が正常にされました!
また突起部が当たり多少浮いたような格好になっていますが、スマホとワイヤレス充電器の間が5mm以下のため、内部コイルの位置が合っていれば充電が可能なようです。
ちなみにリングの位置を下げずにそのまま置いても、当然ですが反応がなくて充電されませんでした。
スライドさせることで縦向きでのスタンド機能がパワーアップ
スマホリングといえば、スマホスタンドとしても利用できるものが多いですよね。
動画を見るときに大活躍します。
そしてこの「iRing Slide Single」は、リングを下側にスライドできることによって、縦でも立てることができるんです!
リングを一番下に移動した状態にすると、ほぼ垂直で立てることもできるので縦構図の定点撮影ができます。
リングの角度やスライドさせる位置によって細かく角度調整ができるので、机に置いてゲームをしたりするときにも便利です。
「iRing Hook」にも対応
iRingシリーズのリングをひっかけることで、スマートフォンを壁など好きな場所に設置することができる「iRing Hook」にも対応しています。
キッチンの壁に装着して料理のレシピを見たり、車のダッシュボードに装着してカーナビとして利用するときに便利なアイテムです。
使ってみた感想
- 普通のスマホリングよりも好きな高さで調整できて持ちやすい
- スマホリングとワイヤレス充電が共存できるようになったのが嬉しい
- パワーアップしたスタンド機能が便利すぎる
- 厚さは少し気になる
実際に何日か使ってみましたが、普通のスマホリングよりも高さ調整もできて持ちやすく、ワイヤレス充電の対応や、縦向きでも使えるスタンド機能が凄く便利だと思いました。
パワーアップしたスタンド機能も凄く便利で、縦向きの動画を撮影ときにも重宝しますし、パソコンの横に縦向きで立てかけると、パソコン作業をしながらスマートフォンの画面でLINEなどチェックしやすいです。
また細かく角度調整することもできるので、机に置いてゲームをやるときにも大活躍!
一般的なスマホリング以上に分厚く、サイズも大きいので、ポケットに入れるときは少し気になりますが、使っていくうちに慣れました。
まとめ
- 装着した状態でワイヤレス充電に対応
- 縦向きでも立てられるスタンド機能
- 「iRing Hook」で壁や車に設置できる
諦めていたスマホリングを装着してのワイヤレス充電でしたが、ついに装着してもワイヤレス充電できるスマホリングが登場しました。