充電器やモバイルバッテリーで有名なAnkerの、かなりコンパクトなPD対応充電器「Anker PowerPort III mini」を購入してみました。
- 「Anker PowerPort III mini」は、どのくらいコンパクトなのか
- 同じ小型30W充電器の「Anker PowerPort Atom III Slim」と迷う場合の選び方
上記のことを含めながらレビューしたいと思います!
「Anker PowerPort III mini」レビュー
Ankerのこのパッケージいいよね。
パッケージもかなーりコンパクトです。
付属品
充電器本体のみで、充電ケーブルは付属してきません。
そのため持っていない場合は、自分で用意する必用があります。※従来のUSB-Aタイプのケーブルは使えません。
そしてケーブルは何でもいいというわけではなく、PD給電に対応したものを選びましょう。
対応していないケーブルだと、せっかくの急速充電ができず低速で充電されてしまう可能性もあるため注意です。
僕は同じAnkerの「Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル」を一緒に購入しました。
PD給電対応はもちろん、耐久性に優れたケーブルなので断線したり、根本の被覆がめくれたりということが起こりにくい頑丈な充電ケーブルなのでおすすめです。
更に新しい「Anker PowerLine III」もあります。
驚くほどのコンパクトサイズ
箱から取り出してみると…
と深夜なのに一人で叫んでしまうほど小さくて驚きました…!
サイズは、約51×44×28 mm
同等の性能の充電器と比べても、かなりコンパクトな充電器となっています。
iPhone 11 ProやiPad Proに付属のApple純正「18W USB-C電源アダプタ」と比べてみると、ほとんど同じサイズ。
「Anker PowerPort III mini」のほうがプラグも折りたためて持ち運びもしやすいですし、30Wまで対応しているのでiPadなどの大きい機器も充電できます。
しかも重さを計ってみると、ほとんど同じ重量!
ちなみにコンセントに挿すと円型のLEDが青く光ってかっこいいです。
機器を繋いでいなくても、コンセントに挿さっていると光るので、充電の有無問わず光ります。
折りたたみ式プラグで持ち運びも安心
これと同じようにコンパクトな充電器の「Anker PowerPort Atom PD 1」や「Anker PowerPort III Nano」などプラグが折りたためないものも多くありますが、そのままバッグの中などに入れると、プラグが他の機器に傷をつけたり、破損させてしまう恐れもあります。
「Anker PowerPort III mini」はプラグが折りたためるので、他の機器に傷をつけにくく、鞄の中でも安心して持ち運べます。
PD対応で最大30W給電
「Anker PowerPort III mini」はこんなにコンパクトなのに、最大30Wまでの急速充電に対応。
USB-Cを利用した高速充電規格「Power Delivery」「PowerIQ 3.0」に対応しているので、対応したiPhoneをたったの30分で50%まで充電することが可能に!
iPhone 11 Proなどでは急速充電に対応したACアダプターが付属しますが、iPhone 11やそれ以降の機種では低速な充電器が付属してくるので、「Anker PowerPort III mini」のような急速充電器を購入して利用すると、充電速度が爆速になっておすすめです。
実際に「iPhone 11 Pro」を充電してみましたが、バッテリー残量がみるみる増えていき、かなり高速に充電されるのが実感できました。
写真では約10Wで充電されています。バッテリー残量がもっと減っていれば、さらに高速で充電される可能性もあります。
そして30Wまで給電できるので、iPhoneなどのスマートフォンだけでなく、「iPad Pro」や「MacBook Air」に給電することも可能です!
写真ではiPad Proに約20Wで充電されています!速い!
「Anker PowerPort Atom III Slim」とどっちがおすすめ?
購入ギリギリまで「Anker PowerPort Atom III Slim」とどちらを購入しようか非常に迷いました。
- どちらも小型な充電器だが、形状が大きく違う
- 「Anker PowerPort Atom III Slim」はGaN (窒化ガリウム) 採用
- どちらもPD給電対応で、30Wまで
- 価格はどちらも3000円前後
同じく小型で、30Wまで給電でき、価格もほとんど同じくらい。
「Anker PowerPort Atom III Slim」は「GaN (窒化ガリウム) 」という充電器の軽量化をしやすい素材を採用していますが、「Anker PowerPort III mini」も同じくらいコンパクトですし、給電容量も変わりません。
大きな違いは形状です。
「Anker PowerPort III mini」は四角い形状で、「Anker PowerPort Atom III Slim」は平べったい薄い形状になります。
「Anker PowerPort Atom III Slim」のほうが薄くて鞄などへの収納性が良さそうですが、少し幅があるため電源タップでの使用時に隣の電源アダプターなどと干渉しやすいようです。
タップなどで使うことが多い方は「Anker PowerPort III mini」がおすすめで、壁コンセントに直接挿して使う場合は「Anker PowerPort Atom III Slim」がおすすめです。
まとめ
- 驚くほどコンパクト&軽量
- プラグが折りたためて他の機器を傷つけにくい
- PD対応かつ30W給電で、MacBook Airも充電できちゃう
久しぶりに充電器を購入しましたが、30WのPD給電対応の充電器がここまで小さいことに衝撃でした。
また急速速度も爆速なので、ちょこっとした合間に充電するだけで、結構充電してくれるのも便利。