ディスプレイ搭載スマートスピーカー「Google Nest Hub」を使っていましたが、Amazonのディスプレイ搭載スマートスピーカーも気になったので、シリーズで一番小さな「Echo Show 5」を買ってみました!
- 「Echo Show 5」は何ができるのか?
- 画面付きスピーカースピーカーだと何がいいのか?
- 小さくても使いやすいのか?
これらのことをテーマにレビューしたいと思います!
「Echo Show 5」は何ができる?
- 画面でわかりやすくアナウンスしてくれる
- テレビ電話
- Bluetoothスピーカー
- デジタルフォトフレーム
- 音楽再生(Prime Music、Apple Musicなど)
- 動画再生(YouTube、プライムビデオなど)
- 家電を音声で操作(対応家電またはスマートリモコンが必要)
- 2,500種類以上のスキルに対応。スマートフォンみたいに機能を拡張できる
「Echo Show 5」は一般的なスマートスピーカーの機能に、動画視聴など画面付きならでは機能が搭載されています。
画面でわかりやすくアナウンスしてくれたり、内蔵カメラでテレビできたりなど、普通のスマートスピーカーよりも便利に使うことができますよ!
「Echo Show 5」レビュー
それではレビューしていきまーす!
Echo Showには、
- 5.5インチの「Echo Show 5」
- 8.0インチの「Echo Show 8」
- 10.1インチの「Echo Show」
の3つのモデルがあり、今回僕が購入したのは最も小さな「Echo Show 5」です。
画面サイズの他、スピーカーの音質や、カメラの性能は違いますが、基本的にはできることは同じです。
付属品
- Echo Show 5本体
- ACアダプター
- 簡易説明書
本体と電源ケーブルのみです。
ネットはWi-Fiで繋げるので、有線LANは使えません。
外観
タブレットみたいなデザインですが、タブレットとはできることが結構違います。
カラーは「ホワイト」と「ブラック」の2色から選べます。僕はホワイトを選んでみました。
500mmペットボトルと並べてみると、こんなにコンパクト!
横から見ると形が三角形で、後ろ側はスピーカーになっています。
上にはボタンがあり、左から「カメラ/マイク オンオフ」「音量ダウン」「音量アップ」「カメラカバー オンオフ」 となっています。
マイクをオフにすると、ボタンが赤く光ります。
カメラはカメラカバー付きで、上にあるカメラカバーをスライドさせると、カメラが無効になるだけでなく、物理的にシャットアウトされます。
背面の下側には端子類があり、電源ポートの他に、3.5mmステレオジャックもあります。内蔵スピーカーで満足できない場合はこの端子を使うことで外部のスピーカーに出力することできます。
Google Nest Hubとの比較
7インチの「Google Nest Hub」と比べると、5.5インチの「Echo Show 5」はかなり小さく見えますね。
しかも「Echo Show 5」は横に広い縦横比のディスプレイなので、横のサイズはそこまで変わらないように見えますが、縦のサイズが目立って小さく見えます。
「Google Nest Hub」に近いサイズが欲しい場合は、8インチの「Echo Show 8」がおすすめです。
設定は簡単
電源を入れると、「echo」の起動ロゴが表示。
使用するにはAmazonアカウントでのログインが必要になります。
文字入力はスマートフォンみたいにタッチパネルで入力していきます。
ちょっと面倒くさくも感じますが、設定後は音声での操作が主なので、タッチパネルでの入力はここのログインくらいです。
画面付きのアナウンス最高!
天気予報や、最新のニュースを聞いたりしましたが、音声だけでなく画面でもわかりやすく教えてくれます。
例えば天気予報を聞いたときに、画面なしのスマートスピーカーの場合は音声だけでの案内になるので、しっかり耳を澄ませて聞いていないといけませんでしたが、「Echo Show 5」は音声だけでなくディスプレイでも視覚的に案内してくれるので、音声をしっかり聞かなくてもディスプレイを見れば内容が瞬時に入ってきます。
ニュースを聞いたときも、テレビと同じような映像で案内してくれるので、音声だけで聞くよりも臨場感が伝わってきます。
YouTubeなどの動画を再生
と言えば、YouTubeを再生してくれます。
ただし専用のアプリではなくブラウザ上での再生になるので、使い勝手は正直微妙。
使い物にならないという訳ではありませんが、YouTubeは同じGoogleの「Google Nest Hub」のほうが、提案した動画をスマートに流してくれます。
Apple Musicなどの音楽定額サービスも聴ける
当然Amazon Prime Musicも聴けますが、Apple Musicなどの他社の音楽配信サービスも利用できます。
本体はコンパクトですが、意外にも低音の効いたそこそこしっかりした音を奏でてくれました!
Bluetoothスピーカーとしても使える
Apple Musicなどの音楽配信サービスの音楽を直接流すこともできますが、スマートフォンなどとBluetoothで連携させてその音声を流すこともできます。
iPhoneのApple Musicを流してみましたが、音楽が流れるだけでなく、曲名と歌手名も表示してくれました。
デジタルフォトフレームにもなるけど「Google Nest Hub」のほうが優秀
Echo Show 5は「Amazon Photo」や「Amazon Drive」アップロードした写真をデジタルフォトフレームみたいに使えます。
この写真では、「Amazon Photo」にアップロードした数枚の写真を待ち受け画面の背景にして、順番に表示している状態です。
時計のデザインなどは設定から、好きなデザインに変更することもできます。
ちょっと残念なのが、写真の途中でニュースや、Alexaの使い方といった余計なものを挟んでくること。
ただ最初は邪魔だなと思っていたのですが、忙しくてニュースを見る時間がない時でも、時事的な情報を教えてくれるので、意外と悪くないと思うように…!
また待ち受け画面とは別で、「アレクサ、スライドショーを見せて」と言えば、時計など余計な情報を一切表示しないスライドショーだけを表示することもできます。
ただし、スライドショー中に「今日の天気を教えて」などの他の質問をするとスライドショーが勝手に終了されてしまうんですよね…
「Google Nest Hub」と比べると、7インチの「Google Nest Hub」のほうが見やすいのは明らかで、フォトフレームの機能としても、縦型の画像を2枚並べて表示してくれたりと「Google Nest Hub」のほうが優秀でした。
テレビ電話は「Echo Show 5」×「スマートフォン」でもできた
最初は「Echo Show」同士じゃないとテレビ電話できないのかな?と思っていたのですが、自分のiPhone宛に電話をかけたら、iPhoneとしっかりテレビ電話できました。
スマートリモコン (Nature Remo)を使って家電を操作
お馴染みのスマートリモコンも連携できて家電操作できました!
別途スマートリモコンが必要になりますが、連携させると
という感じで、声で家電を操ることができるようになります!
またスマートスピーカーを使わなくても、スマートリモコンは単体でも使うこともでき、アプリを使ってスマートフォンからリモコン操作することもできて便利です。
画面が小さいの大丈夫?
画面が小さいのは個人的には全然大丈夫でした!
あまり遠くの方から見ると小さく見づらく感じることもありますが、あまり遠すぎるとスマートスピーカーに声が届かないので、僕の場合は結構近くで使うことがほとんど。
5.5インチでも、極端に離れていなければ、天気予報やニュースなどの表示も十分見えます。
写真を大きな画面で表示したい方や、動画視聴も考えている方にはあまり向いていない気がしますが、それ以外の方なら「Echo Show 5」でそこまで困ることはないと思います。
まとめ
- 画面でのアナウンスが非常にわかりやすい
- サイズがコンパクトでどこでも設置しやすい
- 小さい割には低音の効いた音質
- スマートリモコンとの連携もGood
- 画面が小さいので動画、フォトフレームには微妙
画面が小さめなので、動画視聴やフォトフレームにはあまり向いてはいませんが、スマートスピーカーとして使うなら設置スペースもとらないのでちょうどいいサイズです。
そしてディスプレイ付きのスマートスピーカーを一度使ってしまうと、もう画面のないスマートスピーカーには戻れません!
やっぱり音声だけでなくディスプレイでもわかりやすくアナウンスしてくれるのはわかりやすくて最高です。