【比較】ハイセンス 65U8Rと65U8Nの違いを徹底チェック!買うならどっち?

ハイセンスの65インチ4Kテレビ、気になっているけれど「65U8R」と「65U8N」って何が違うの?と迷っている方も多いのではないでしょうか。

「65U8R」が「65U8N」の後継モデルという関係になります。

どちらもMini LEDバックライトや量子ドット技術を搭載した高性能モデルなんですが、実は画質や音質に関わる部分で結構な違いがあるんですよね。

65U8Rは、より進んだ映像エンジンやパネル、リッチなスピーカーを搭載した上位モデルという位置づけです。一方の65U8Nも、十分すぎるほどの高画質・高機能を持ったスタンダードな高性能モデルとなっています。

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この記事では、ハイセンスの「65U8R」と「65U8N」の具体的な違いを、スペックを比べながらわかりやすく解説していきます!

目次

65U8Rと65U8N の違いを比較!新型モデルでは何が変わった?

まずは、両モデルの主な仕様を表で比べてみましょう。

どちらも65インチの4Kテレビですが、細かなスペックに違いがあるのがわかります。

機能65U8R65U8N
発売日2025年5月2024年5月
画面サイズ65V型65V型
解像度3840×2160 (4K)3840×2160 (4K)
パネル広視野角パネルPRO広視野角パネル
バックライトMini-LED PROMini LED (ローカルディミング Pro)
映像エンジンHI-VIEW AIエンジン PROHI-VIEWエンジンⅡ
倍速対応120Hz (ゲーム時144Hz)120Hz (ゲーム時144Hz)
スピーカー2.1.2ch (合計60W)2.1ch (合計40W)
Dolby ATMOS対応対応
HDR対応Dolby Vision IQ, HDR10+ Adaptive 他Dolby Vision IQ, HDR10+ Adaptive 他
無線LANIEEE802.11ax (Wi-Fi 6)IEEE802.11ac (Wi-Fi 5)
HDMI端子4 (HDMI 2.1 x2, HDMI 2.0 x2)4 (HDMI 2.1 x2, HDMI 2.0b x2)
ビデオ入力なし1
VESA規格400×400400×300
本体寸法 (スタンド含)144.6×89.6×32.5 cm144.9×90.4×29.5 cm
本体質量 (スタンド含)23.1 kg20.6 kg

こうして見ると、画質エンジン、バックライト、パネル、スピーカー、Wi-Fi規格など、多くの点で違いがあることがわかりますね!

【主な違い1】画質に関わる核心部(エンジン・バックライト・パネル)

ここが一番大きな違いと言ってもいいかもしれません。画質の心臓部が異なっています。

【65U8R (新型モデル)】

  • 映像エンジン: HI-VIEW AIエンジン PRO
  • バックライト: Mini-LED PRO
  • パネル: 広視野角パネルPRO (広視野角シートPRO搭載)

【65U8N (旧型モデル)】

  • 映像エンジン: HI-VIEWエンジンⅡ
  • バックライト: Mini LED (ローカルディミング Pro)
  • パネル: 広視野角パネル

65U8Rは、名前に「PRO」が付く上位の技術を採用しています。

出典:ハイセンス

映像エンジンは、AI機能が強化された「HI-VIEW AIエンジン PRO」です。

これにより、AIがシーンを解析してノイズを抑えたり、肌を美しく見せたり、より賢く高画質化処理を行ってくれるんです。

出典:ハイセンス

バックライトも「Mini-LED PRO」となっており、より細かく、より巧みにバックライトの明るさを制御できることが期待できます。

これにより、黒の締まりやコントラスト表現がさらに向上していると考えられますね。

出典:ハイセンス

さらにパネルも「広視野角パネルPRO」。これは「広視野角シートPRO」という技術が使われており、従来の広視野角パネルよりも、斜めから見たときの色や明るさの変化をさらに抑えてくれるものです。

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もちろん、65U8Nの「HI-VIEWエンジンⅡ」や「Mini LED」も非常に高性能です。ただ、65U8Rはそれらをさらに磨き上げた、まさにフラッグシップ級の画質を追求したモデルだと言えます!

【主な違い2】音の迫力と臨場感(スピーカーシステム)

出典:ハイセンス

画質だけでなく、音響システムにもはっきりとした差があります。

  • 65U8R … 2.1.2ch (合計60W)
  • 65U8N … 2.1ch (合計40W)

どちらもサブウーファーを搭載した2.1chシステムがベースですが、65U8Rはさらに「.2」の部分、つまりトップスピーカー(イネーブルドスピーカー)を搭載しています。

このトップスピーカーは、音を天井に反射させて上から降ってくるように聴かせるためのもの。Dolby ATMOSなどの立体音響に対応した映画やコンテンツを見るとき、この差は大きいですよ。

65U8NでもDolby ATMOSの処理は可能ですが、65U8Rは物理的なスピーカーによって、より本格的な高さ方向の音響体験ができるんです。

スピーカーの最大出力も60Wと40Wで差があります。60Wあれば、リビングでもかなり迫力のあるサウンドを楽しめますね。

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映画やライブ映像などを、内蔵スピーカーだけで存分に楽しみたい!という方には、65U8Rのスピーカーシステムはとても魅力的です!

【主な違い3】通信速度(Wi-Fi規格)の違い

少し細かい部分ですが、ネットワーク機能にも違いがあります。

  • 65U8R … 無線LAN (Wi-Fi 6 対応)
  • 65U8N … 無線LAN (Wi-Fi 5 対応)

65U8Rは、最新規格の「Wi-Fi 6 (ax)」に対応しています。もしご自宅のルーターがWi-Fi 6対応なら、Wi-Fi 5 (ac) の65U8Nよりも、より高速で安定した通信が期待できるんです。

4Kのストリーミング動画をたくさん見る場合など、通信の安定性は意外と重要ですよね。ご自宅のWi-Fi環境に合わせて選ぶのも一つの手です!

【主な違い4】設置に関する細かな違い(VESA・端子・デザイン)

設置方法やデザイン、端子類にも細かな違いがあります。

  • 65U8R … VESA規格 400×400 / ビデオ入力なし
  • 65U8N … VESA規格 400×300 / ビデオ入力あり

もし壁掛けを検討している場合、VESA規格(壁掛け金具のネジ穴の位置)が異なります。65U8Rは「400×400」、65U8Nは「400×300」なので、対応する金具を選ぶ際に注意が必要です。

また、昔ながらの赤・白・黄色のRCA端子(コンポジット)を使う「ビデオ入力」が、65U8Rには無く、65U8Nには搭載されています。古いゲーム機やビデオデッキを接続したい場合には、65U8Nを選ぶ必要がありますね。

スタンドのデザインも異なり、本体の寸法や重さも少し違います。

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特にスタンドの形状はテレビ台の奥行きや幅に関係してくるので、設置スペースを事前に確認しておくと安心です!

共通の仕様・変わらない機能

もちろん、基本的な機能は両モデルとも非常に充実しています。

  • 画面サイズ (65V型 4K解像度)
  • 量子ドット技術 (広色域)
  • HDR規格 (Dolby Vision IQ, HDR10+ Adaptiveなど幅広く対応)
  • 倍速対応 (120Hz、ゲームモード時144Hz VRRに対応)
  • ゲームモードPRO (ALLM, AMD FreeSync Premium対応)
  • チューナー数 (BS 4K/110度CS 4K x2、地上/BS/CS x3)
  • 外付けHDD裏番組録画 (2番組同時録画対応)
  • スマート機能「VIDAA」 (各種ネット動画サービス対応)
  • HDMI 2.1対応端子 x2
  • Dolby ATMOS対応

など、基本的な高画質・高機能は共通しています。

特にゲーム性能に関しては、どちらも144Hz VRRに対応した「ゲームモードPRO」を搭載しているので、最新のゲーム機を接続するのにもバッチリです。

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スマートTVの使い勝手や録画機能も同じなので、画質や音質に強いこだわりがなければ、65U8Nでも十分すぎるほどの満足感が得られるはずです!

【まとめ】「65U8R」「65U8N」どっちを選ぶべき?

最後に、どちらがどんな方に向いているかをまとめておきますね。

【65U8R】がおすすめな方↓

  • とにかく最高の画質を求めたい方
  • AIによる高画質化「HI-VIEW AIエンジン PRO」に魅力を感じる方
  • ゲーム性能(144Hz VRRなど)は妥協したくない方
  • 内蔵スピーカーだけで迫力ある立体音響(2.1.2ch 60W)を楽しみたい方
  • Wi-Fi 6に対応した最新の通信環境を活かしたい方

【65U8N】がおすすめな方↓

  • コストパフォーマンスを重視したい方
  • Mini LEDや量子ドットの高画質を、価格を抑えて手に入れたい方
  • ゲーム性能(144Hz VRRなど)は妥協したくない方
  • ビデオ入力端子(RCA)が必要な方
  • 音響はサウンドバーなどで別途構築する予定の方

65U8Rと65U8Nは、兄弟モデルでありながら、中身はかなり違います。

65U8Rは、画質エンジン・バックライト・パネル・スピーカーといった、テレビの画質と音質を決める核心部分すべてに「PRO」仕様のパーツを使った、ハイセンスの上位モデルです。予算が許す限り最高の映像体験・音響体験をしたい!という方には、間違いなく65U8Rがおすすめです。

一方で65U8Nも、Mini LEDや144HzのゲームモードPROを搭載しており、決して性能が低いわけではありません。むしろ、この価格帯でこの機能は驚くほどコストパフォーマンスが高いと言えます。画質や音質にはこだわりたいけど、価格も重視したい、という賢い選択をしたい方には65U8Nがぴったりです!

編集長

ご自身の使い方や予算、そして「何を一番重視するか」を考えて、ベストな一台を選んでくださいね!

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この記事を書いた人

元家電量販店店員の30代。何でも比較するのが趣味。
家電やガジェットの比較情報を主に発信しています!

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