この記事では、3Dスキャナーのおすすめを7つ紹介します!
フィギュアを3Dプリンターで複製したいのか、人の全身を丸ごと取り込みたいのか。狙う物によって、合う方式も価格帯もがらりと変わる道具です。
編集長まずは選ぶときの見どころを押さえてから、7台を順にチェックしていきましょう!
3Dスキャナーの選び方|失敗しない6つのポイント


- 対象フィギュアなどの小物か、人物や家具まで撮るか
- 光源細部に強いブルー系か、大物に強い赤外線か
- マーカー目印のシールを貼らずに撮れるか
- カラー色付きのデータが要るか
- 接続PCにつなぐか、本体だけで完結するか
- 屋外日なたの車や建物も撮るか
一番効くのは、何を撮るかです。机の上のフィギュアなら、写す範囲は狭くても細かな凹凸を拾える機種が向きます。人物や椅子まで撮るなら、一度に広く写せる機種でないと手間が増えるでしょう。
そこに光源の向き不向きが重なります。ブルーのLEDやレーザーは細部の再現が得意で、赤外線は人や大きな物をまとめて捉えるのが持ち味。両方を積んだ機種なら、1台で小物と大物を行き来できます。
見落としやすいのがマーカーです。模様の少ない物は、表面に丸いシールを貼って位置を合わせる機種があります。大事なフィギュアに貼るのは、ちょっと気が引けませんか?
色の要否や接続のしかた、屋外で使うかは使い道しだい。3Dプリントで形を写すだけならモノクロでも足りますし、PCの性能に不安があれば本体で処理まで進められる機種が気楽です!



撮りたい物をひとつ決めて、その大きさを測ってみると、候補が2〜3台まで自然に絞れるはずです!
① 3DMakerpro Moose(アップグレード版)
10月16日 6:25時点の価格です(変動します)
- 光源細部をくっきり写すブルーLED
- 精度公称0.03mm・解像度0.07mm
- カラー24bitのカラーテクスチャに対応
- 対象15〜1500mmの物まで撮れる
- ソフト無料のJMStudioで編集・最適化まで
3DMakerproの「Moose」は、15mmから1500mmまでの物を撮れる1台です!小さなパーツから椅子ほどの家具まで受け持てます。
光源はブルーLEDで、公称精度は0.03mmです。そのうえ24bitのカラーテクスチャに対応しているので、塗装したフィギュアを色ごとデータにできるのが強みです。
表面の形を手がかりに追いかける「AIビジュアルトラッキング」を採用しており、マーカーを貼らずにスキャンを始められます。準備に手間取らないのは、初めての1台だと心強いポイント。
付属ソフトの「JMStudio」は無料で、スキャンから編集・最適化までこれ1本で済みます。別のソフトを買い足さずに3Dプリント用のデータまで持っていけるのは、嬉しい作りですね!



形と色をまとめて取れるので、3Dプリントでの複製にもゲームや動画の素材づくりにも回せます。最初の1台で遊び方が狭まらないのは大きいですね!
② Revopoint MINI 2
Amazonプライム感謝祭セール対象 8%OFF|10/19まで
10月16日 6:25時点の価格です(変動します)
- 光源2カメラのブルー構造化光
- 精度1フレームのばらつき最大0.02mm
- 重さ本体175gの小型ボディ
- カラー色付きのスキャンに対応
- 接続Wi-Fi 6とUSB Type-Cの両方
Revopointの「MINI 2」は、小物に的を絞った1台です。作業距離は120〜250mmと短く、手元のフィギュアへぐっと寄って撮る使い方に合わせてあります。
光源はブルーの構造化光で、1フレームあたりのばらつき(精度)は最大0.02mm。ガンプラの細いモールドやアクセサリーの彫りまで拾いやすい作りです!
本体は175gと軽く、Wi-Fi 6でつなげばケーブルに振り回されずに済みます。ターンテーブルに載せて、机の上でくるりと一周撮るような場面が似合うでしょう。
ただし、屋外スキャンには対応していません。室内専用と割り切って、卓上の精密なスキャンを任せたい機種です!
ポイントフィギュアや模型のパーツなど、手のひらサイズの物を細かく撮りたい方向け。ブルー構造化光で1フレームのばらつき最大0.02mm、本体175gで取り回しも軽めです。
③ 3DMakerpro Seal(アップグレード版)
10月16日 6:25時点の価格です(変動します)
- 精度公称0.01mmで今回一番細かい数値
- 対象10〜300mmの小物向け
- 光源波長の短い青色の構造化光
- カラー24bitカラーに対応
- 調光光の強さを9段階で切り替え
3DMakerproの「Seal」が掲げる公称精度は0.01mmで、今回の7台で一番小さな数値です!
撮れる物は10〜300mmと、初めから小物に絞った設計となります。コインの刻印や指輪、フィギュアの顔のように、小さな面の凹凸をきっちり残したい場面で力を発揮するはずです。
光源には波長の短い青色光を使い、24bitのカラーにも対応します。光の強さを9段階で変えられるので、白っぽい物にも黒っぽい物にも合わせやすいでしょう!



指輪やパーツの型を取って3Dプリントで作り直すなら、この細かさが仕上がりの差になって返ってきます!
④ Revopoint POP 4(プレミアム版)
Amazonプライム感謝祭セール対象|10/19まで
10月16日 6:25時点の価格です(変動します)
- 光源ブルーレーザー30本と近赤外線のハイブリッド
- 速度レーザーで最大105fps(NVIDIA製GPU使用時)
- 対象10mm角から2m角まで
- 屋外付属フィルターで日なたでもレーザー撮影
- 電源5500mAhのバッテリーグリップが付属
細かい物はレーザーで、人や大物は赤外線で。この2つを1台で切り替えられるのが、Revopointの「POP 4」です。
ブルーのクロスレーザー30本に、近赤外線の構造化光を組み合わせた構成です。対象は10mm角から2m角までと幅広く、フィギュアと人の上半身を同じ機材で撮れるのは大きな魅力!
レーザーでのスキャンは最大105fps。ただし、この速度はNVIDIA製GPUを積んだPCでの値で、CPUだけで処理すると60fpsとなります。
プレミアム版には、5500mAhのバッテリーグリップと屋外用のブルーフィルターが付きます。直射日光の下でも車やオブジェを撮りに行けるので、使える場所がぐっと広がるはずです!
ポイント小物から人物、屋外の大物まで1台で撮りたい方向け。ブルーレーザーと赤外線を切り替えられ、プレミアム版にはバッテリーグリップと屋外用フィルターが付属します。
⑤ Creality CR-Scan Raptor
10月16日 6:25時点の価格です(変動します)
- 光源ブルーレーザー7本と赤外線の2モード
- 精度ブルーレーザーで最大0.02mm(100mm時)
- 速度ブルーで最大60fps、赤外線で最大20fps
- 対象5mmから2000mmまで
- カラーどちらのモードも色付きで撮れる
Crealityの「CR-Scan Raptor」は、5mm角の小さな部品から2mの大物までを1台でまかなえるスキャナーです!
ブルーレーザー7本のモードは最大0.02mmの精度で、小さな穴の縁やエッジまで拾えるのが持ち味です。
赤外線のモードに切り替えれば、1000mm離れて930×580mmの範囲を一度に写せます。車のバンパーのような大きめの物は、こちらの出番になるでしょう。
注意したいのは位置合わせ。ブルーレーザーのモードはマーカーが必須で、赤外線モードなら形や模様を手がかりにして撮れます。
白色LEDを12灯積んでいて、色付きのスキャンはどちらのモードでも可能です。精密な部品と大きめの造形物を、1台で撮り分けたい人に向いています!



レーザーで細部、赤外線で全体と撮り分けられるので、壊れたパーツの複製から大きな部品の採寸まで、1台で試せることがぐんと増えますよ!
⑥ 3DMakerpro Moose Lite(アップグレード版)
10月16日 6:25時点の価格です(変動します)
- 光源近赤外線(NIR)で形状を取る
- 精度公称0.05mm・解像度0.10mm
- 重さ本体250gの軽量設計
- 対象上位のMooseと同じ15〜1500mm
- ソフト無料のJMStudioに対応
とにかく一度、3Dスキャンを試してみたい。そんな入り口にちょうどいいのが「Moose Lite」です!
上位の「Moose」と本体の大きさや作業距離はそのままに、光源を近赤外線に置き換えたモデル。テクスチャはモノクロで、色付きのデータは作れません。
そのぶん価格は控えめです。壊れた部品を写して3Dプリントで作り直すなど、形さえ取れれば十分な用途なら、公称精度0.05mmは頼れる数値でしょう!
ポイント形状のデータだけあればよく、手頃に始めたい方向け。近赤外線の光源で公称精度0.05mm、本体250gで、上位機と同じ無料ソフトJMStudioが使えます。
⑦ Revopoint MIRACO PRO
10月16日 6:25時点の価格です(変動します)
- 単体PCなしでスキャンから処理まで進められる
- 画面6型の2K有機ELタッチスクリーン
- 対象10mm角から4m角まで
- 撮影最大4800万画素のRGBカメラ
- 電源内蔵バッテリーで最大2時間の連続スキャン
PCの性能に自信がない、あるいはスキャンのたびにノートPCを持ち出すのが面倒。そんな悩みに応えるのが、Revopointの「MIRACO PRO」です!
本体にAndroidと6型の2K有機ELを積んでいて、PCにつながなくても撮影から処理まで進められます。PRO版はメモリが32GBに増え、大きなデータにも余裕があります。
方式は4カメラの赤外線構造化光で、対象は10mm角から4m角まで。今回の7台で一番広く、家具や人の全身まで受け持てるのは頼もしいですね!
内蔵バッテリーで最大2時間の連続スキャンができ、出先へ持ち出すのも身軽です。ただし、屋外では直射日光を避けるよう案内されています。



撮ったその場で画面で仕上がりを確かめられるので、帰ってから撮り逃しに気づいてやり直す手戻りを、ぐっと減らせるでしょう!
まとめ
最後に、撮りたい物から見た選び分けを整理しておきます。
色も形も手頃に取りたいなら「Moose」、フィギュアの細部にこだわるなら「MINI 2」がイチオシです!
人物や屋外の大物まで1台で撮りたいなら「POP 4」、といった感じで選ぶのがおすすめです。
形だけで足りるのか、色まで要るのか。そこを先に決めておくと、見るべき価格帯もおのずと絞れるはずです。



手元のフィギュアや部品がデータになれば、3Dプリンターで直したり増やしたりと、ものづくりの幅がぐっと広がるんです!
10月16日 6:25時点の価格です(変動します)
Amazonプライム感謝祭セール対象 8%OFF|10/19まで
10月16日 6:25時点の価格です(変動します)
















