Wi-Fi6は高速なのですが、5GHzの通信が途切れたりと不安定になったとの声もよく聞きます。
僕のWi-Fiルーターも、5GHzだけが突然繋がらなくなることが頻発…
- Wi-Fiルーターで5Ghzが不安定な理由
- Wi-Fiルーターで5Ghz通信を安定させる方法
Wi-Fi6の5GHzが不安定で途切れる問題発生
最近の「Wi-Fi 6 (11ax)」のルーターは、5GHz帯がとくに高速で、実際に自宅のWi-Fiで300Mbpsを超える速度が出て感動しました。
このWi-Fi 6の5GHzは、なぜか僕の環境では不安定なんです…
ネットサーフィンなどの途中で、Wi-Fiの通信の切断がされることがしばしば。頻度としては2日に1回くらいのペースで発生しています。
切断後は、数分後に再接続されたり、Wi-Fiの電源を抜き差しすることで復旧できますが、YouTubeが途中で止まったりして非常にストレス…
ルーターを買い替えても改善せず…
ルーターの故障も疑い、別のルーターに買い替えて試しみましたが、新しいルーターでも同様の症状が発生。
「これは何かおかしいぞ」と思って調べてみると、解決できそうな方法を見つけました…!
「DFS」という機能が原因の可能性が高い
色々調べてみると、Wi-Fiの5GHzが不安定なのは、「DFS」という機能が関係している可能性が高いと判明しました。
「DFS」とは
DFSとは、「Dynamic Frequency Selection(動的周波数選択)」の略のこと。
Wi-Fiの5GHz帯では、気象レーダーや航空レーダーと同じ周波数のチャンネルも存在します。
そして法律で、その気象レーダーや航空レーダーの電波に悪影響を与えないようにするために、該当電波を受信した場合は、アクセスポイントの電波を最短で60秒止めて問題がないか監視しないといけないルールになっているそうです。
この60秒通信を止めるというのが「DFS]という機能になり、今回の5GHzの通信が不安定だった原因の可能性が高いのです。
気象レーダーや航空レーダーの電波じゃなくても、同じ周波数の電波を受信するたびに通信を止める可能性もあるため、集合住宅だったり、電波が多い場所では誤作動してしまう可能性もあるとか…
法律で決まっているなら仕方ないですが、通信を勝手に止められるのはきつい…
「DFS」をオフにすることでWi-Fi不安定が解決した!
標準でオンになっていた「DFS」をオフにして、DFSの影響のない5GHzのチャンネル設定にすることで、通信の不安定は発生しなくなりました!
これまでは2日に1回くらいは発生していたのが、設定を変えてからは2週間で1度も発生していません。
ASUSのWi-Fiルーターの場合
僕が使用しているASUSのゲーミングWi-Fiルーターの場合は、5GHzのWi-Fi設定画面にある「DFS を含むチャンネルの自動選択」のチェックを外して、設定を反映させるだけでOKでした!
この設定をすると、気象レーダーなどの影響のあるチャンネルを除外して、影響のないチャンネルの中で最適なチャンネルを自動で使用するようになります。
この設定がない場合は、DFSの影響のないチャンネルの中で、任意のチャンネルを指定して使えば大丈夫だと思います。
これで安定しない場合は、チャンネル帯域の「160 MHz」を外すのも効果がある?ようです。
ちなみに今回僕が使用しているWi-FiルーターはASUSの「AX5400」というゲーミングWi-Fiルーターです。性能も良く、DFSを避ける設定もあるので、なかなかおすすめです。
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まとめ
- 5GHzのWi-Fiが安定しない場合、「DFS」が原因している可能性が高い
- 「DFS」をオフにして、影響のないチャンネル設定にしたら解決した
- 解決しない場合は、チャンネル帯域の「160 MHz」も外してみる
この設定により、Wi-Fiが途中で途切れることがなくなって非常に快適になりました!
Wi-Fiルーターが原因しているのかと思い、別のルーターに買い替えもしましたが、設定だけで解決できるなら、買い替えなくてもよかったかもしれません…(泣)まあWi-Fiルーター自体の性能は上がったのでよしとしましょう…!
5GHz帯のWi-Fiで、「安定しない」「通信が途絶える」とお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
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