【違い】WH36DDとWH36DCを比較!おすすめはどっち?HiKOKI

この記事では、HiKOKIの充電式 インパクトドライバ、2024年モデルの新型「WH36DD」と2020年モデルの旧型「WH36DC」の違いについて解説します!

編集長

新型では何が変わったのか、これから購入するならどちらがおすすめなのかチェックしてきましょう!

目次

HiKOKI「WH36DD」と「WH36DC」の違いを比較!

WH36DDWH36DC
【能力】小ねじ4~8mm4~8mm
【能力】普通ボルトM5~M16M5~M16
【能力】高力ボルトM5~M14M5~M14
【能力】テクスねじ⌀3.5~⌀6ø3.5~ø6mm
【能力】コーススレッド22~125mm22~125mm
最大締付トルク200N・m
(2,040kgf・cm)
200N・m
(2,040kgf・cm)
六角軸二面幅6.35mm6.35mm
【無負荷回転数】ソフトモード0~900min-1(回/分)0~900min-1(回/分)
【無負荷回転数】パワーモード0~3,400min-1(回/分)0~3,400min-1(回/分)
【無負荷回転数】APPモード/カスタマイズ0~(1,900~3,600)min-1
(回/分)
0~(1,900~3,600)min-1
(回/分)
【無負荷回転数】細ビスモード0~420min-1(回/分)
【無負荷回転数】ボルトモード0~2,900min-1(回/分)0~2,900min-1(回/分)
【無負荷回転数】テクスモード0~3,700min-1(回/分)0~3,700min-1(回/分)
【打撃数】ソフトモード0~2,000min-1(打撃/分)0~2,000min-1(打撃/分)
【打撃数】パワーモード0~4,100min-1(打撃/分)0~4,100min-1(打撃/分)
【打撃数】テクスモード0~2,200min-1(打撃/分)0~2,200min-1(打撃/分)
オートスロー機能
LEDライト9個3個
LEDライト調光機能
バックライト搭載操作パネル
機体寸法118 × 243 × 29mm
(BSL36A18BX装着時)
116 × 241 × 29mm
(BSL36A18装着時)
ヘッド長111mm114mm
質量1.6kg
(BSL36A18BX装着時)
1.6kg
(BSL36A18装着時)
使用可能蓄電池マルチボルト蓄電池
(残量表示付)
マルチボルト蓄電池
(残量表示付)
蓄電池 形名BSL36A18BX
(冷却対応)
(Bluetooth蓄電池)
BSL36A18B
(冷却対応)
(Bluetooth蓄電池)
電圧36V-2.5Ah / 18V-5.0Ah36V-2.5Ah / 18V-5.0Ah
充電器 形名UC18YDML(冷却機能付)UC18YDL2(冷却機能付)
充電時間約19分(実用充電)
約25分(満充電)
約19分(実用充電)
約25分(満充電)
発売時期2024年2020年

新型「WH36DD」と旧型「WH36DC」をスペック表にまとめました。

比較して変更された箇所を赤文字にしています。

【違い1】デザインが刷新&ヘッド長が短くなって取り回しさがアップ

出典:HiKOKI

新しいデザインに変更され、握りやすさを重視したエラストマを採用。

ヘッド長はわずか111mmというコンパクトなサイズを実現。これにより、さらに使いやすくなっています。小型・高出力のモーターを搭載し、ヘッド長を3mm短縮したことで、狭い場所での作業もスムーズに行えるようになりました。

さらに、本体カラーが一新され、新色として「スコーピオンレッド」と「スパイダーイエロー」がラインアップに加わっています。

【違い2】「細ビスモード」搭載

出典:HiKOKI

両機種とも、Bluetooth蓄電池を取り付け、スマートフォンのHiKOKI TOOLSアプリから様々な項目が設定できますが、HiKOKI TOOLSアプリから利用できる新たな機能「細ビスモード」が追加されました。

新しく搭載された「細ビスモード」は、打撃メカニズムを電子制御することで、カムアウトの発生を抑制します。職人のねじ締め開始時の動きを再現する仕組みで、細ビスを使った繊細な作業に最適です。

細ビスモードはBluetooth蓄電池を装着し、アプリで本モードを有効にする必要があります。(出荷時には設定されてません) 

【違い3】オートスロー機能搭載

ボルト単発モードの逆転時に利用できる「オートスロー」機能を搭載。

これは設定した時間や回転速度に応じて、自動で停止・変速を行うことで、ナットの脱落を防ぐサポート機能です。

【違い4】LEDライトが9個に増え明るさがアップ&調光も可能

出典:HiKOKI
WH36DDWH36DC
9灯3灯

LEDライトが3灯から9灯に増加し、より明るい照明を実現可能に。

明るく照らせるだけでなく、ビットの影を気にせず快適に作業できます。

また本体のスイッチパネルを使えば、ライトの明るさを「強」「中」「弱」の3段階で調整可能です。アプリを利用すれば、さらに細かい設定も行えます。

【違い5】操作パネルにバックライト採用

出典:HiKOKI

操作パネルに「バックライト」が採用されました。

暗所でも視認性がよくなり、モード切替がスムーズになります。

【違い6】IP65相当の防じん・耐水性能を備えた新しい収納ケースが付属

出典:HiKOKI

付属の収納ケースもリニューアルしています。

IP65相当の防じん・耐水性能を備えており、ちりやほこり、水の侵入をしっかりガードします。

また小物入れのフタは閉じるだけで簡易ロックが自動でかかり、ラッチの閉め忘れによる小物の散乱を防ぎます。

WH36DDとWH36DC、変わらない共通の機能

  • トルク値や最大回転数などの基本性能
  • ビット振れ量向上
  • トリプルハンマと電子制御により、“使い易さ”と“ハイパワー”を両立
  • IP56(防塵・耐水性能)

スペック表を比較すると、トルク値や最大回転数といった基本性能に大きな違いはなく、ビット振れや防じん・防水性能も従来モデルとほぼ同等であることがわかります。

デザインは刷新されていますが、主な変更点は「細ビスモード」やより明るいLEDライトなどの機能面が中心です。そのため、新型モデルの機能に特別な魅力を感じない場合、型落ちのWH36DCをお得に購入するのも十分におすすめです。

違いまとめ・どっちがおすすめ?

「WH36DD」がおすすめの方 「WH36DC」がおすすめな方
  • 刷新された新デザインが好み
  • 狭い場所で作業する・ヘッド長が少しでも短いほうがいい
  • ネジ穴なめの抑制効果がある「細ビスモード」を利用したい
  • 逆転時に利用できる「オートスロー」機能を利用したい
  • 暗所で利用することが多い(より明るいLEDライト・バックライト付きボタン)
  • IP56(防塵・耐水性能)のついた収納ケースがいい
  • 安く購入したい
  • 暗所ではあまり利用しない
  • 新型モデルの機能を利用しない

HiKOKIの人気電動ドライバー、新型「WH36DD」と旧型「WH36DC」の違いを比較しました。

新型「WH36DD」はデザインが一新されただけでなく、「細ビスモード」や「オートスロー」といった新機能が追加され、LEDライトが9個に増加することで快適性が大幅に向上しています。特に暗い場所での作業が多い方には、ボタンがバックライト付きになった点も魅力です。

一方で、トルク値や最大回転数といった基本性能に大きな差はありません。そのため、新機能に魅力を感じない場合やコストを重視する方には、旧型「WH36DC」をお得に選ぶのもおすすめです!

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この記事を書いた人

元家電量販店店員の30代。何でも比較するのが趣味。スマホはiPhone派。
家電やガジェットの比較やレビュー情報を主に発信しています!

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