星雲を撮りたいけれど、極軸合わせや撮影後の処理が難しそう。そんなときはスマート天体望遠鏡が候補になります。対象をアプリで選び、自動追尾や画像の重ね合わせも使える仕組みです。
同じ『スマート』でも、撮れる範囲や持ち運びの負担は異なります。口径だけで決めず、広角撮影の方法と付属品まで確認した6機種を紹介します!
編集長最初に撮りたい天体と置き場所を決めてから、6機種の違いを見ていきましょう!
スマート天体望遠鏡の選び方|撮る前に確かめたい5つのポイント


- 撮る対象広い星空か、小さな星雲・銀河か
- 光学系口径と焦点距離をセットで見る
- 設置本体重量と三脚の付属を確認
- 表示スマホ画面か接眼部も使うか
- 付属品太陽フィルターと持ち運び用品を確認
まず、撮りたいものから選びます。天の川や広い星空を一枚に収めたいなら広角側のカメラやモザイク機能が重要。小さな銀河を大きく見せたいなら、口径と焦点距離も比べたいところです!
口径が大きい機種は持ち運ぶ荷物も増えがちです。庭やベランダに据えるか、暗い空を求めて移動するかで、扱いやすい重さは変わります。
スマホで画像を見る方式が中心ですが、Unistellarの一部には電子接眼部があります。周りの人と画面を共有するか、一人ずつ覗く体験も楽しむか。使い方から選べます。
太陽撮影には対応する専用フィルターが必要です。付属する機種と別売の機種があります。三脚やバッグも同様に、商品構成まで見て予算を組むと安心でしょう。



持ち出すなら、望遠鏡だけでなく三脚と電源も一緒に運ぶと想像すると、選びやすいでしょう!
① DWARFLAB DWARF mini
9月29日 6:25時点の価格です(変動します)
- 重量約840gの本体
- 口径30mm
- 撮影IMX662を搭載
- 付属NDフィルターとUSB-Cケーブル
「DWARF mini」は、移動先で星空を撮りたい人に合います。本体約840gの軽さが、ほかの掲載機種と大きく異なります!荷物を抑えやすい構成です。
口径は30mmで、撮影用センサーにはIMX662を採用しています。アプリで対象を選ぶと自動追尾し、赤道儀モードも使えます。大きな鏡筒を据える前に、撮影の流れを覚えたい人にも合うでしょう。
NDフィルターとUSB-Cケーブルは同梱されています!一方、メーカーの製品ページでは三脚が別売アクセサリーとして並びます。購入前に置き方を決めておくと安心です。



自宅で撮影の手順を覚えてから持ち出せば、暗い空の下でも軽さを生かせるんです!
② ZWO Seestar S30 Pro
9月29日 6:25時点の価格です(変動します)
- 望遠側口径30mm・焦点距離160mm
- 撮影望遠と広角の2カメラ
- 重量約1.65kg
- 付属三脚と太陽フィルター
「Seestar S30 Pro」は、星雲だけでなく天の川や風景と星空も撮りたい人向けです!望遠と広角の2カメラを備え、撮る範囲を切り替えられます。
望遠側は口径30mm・焦点距離160mm。広角側はより広い空を扱い、メーカーは自動のモザイク撮影や星座の表示も案内しています。被写体を変えながら使いたい人に向く構成です。
本体重量は約1.65kgです!三脚と太陽撮影用フィルターも製品構成に含まれるため、最初に必要な機材をまとめやすいでしょう。
小さな天体を画面いっぱいに捉えたい場合は、焦点距離の長い機種とも比べたいところ。広い星空まで一台で扱うことが、このモデルを選ぶ理由になります。



初めての撮影で三脚や太陽フィルターを別に探す手間を減らせるのは助かりますね!
③ Unistellar Odyssey
9月29日 6:25時点の価格です(変動します)
- 口径85mm
- 焦点距離320mm
- 表示スマホ・タブレット
- 付属三脚
口径85mm、焦点距離320mm。軽い小口径機から一歩進みたい人には「Odyssey」が候補です!アプリで対象を選ぶ自動導入型です。
アプリから観測対象を選び、スマホやタブレットで画像を見ます。Unistellar公式は同系のOdyssey Proと光学仕様が共通で、Proには電子接眼部が付くと説明しています。
つまり、Odysseyは接眼部を使わない構成です!複数人で画面を見ながら観測するなら選びやすく、覗く体験が欲しいなら別モデルを検討しましょう。
三脚は付属します。メーカーが案内する本体重量は約4kg。移動時には三脚も一緒なので、持ち出す頻度を考えて選びたい機種です。
ポイント画面での観測を中心に、口径を大きくしたい人向け。85mmの光学系と付属三脚を備えます。
④ DWARFLAB DWARF 3
9月29日 6:25時点の価格です(変動します)
- 重量約1.35kgの本体
- 撮影望遠・広角の2カメラ
- 光学3種類のフィルターを内蔵
- 付属磁気式ND太陽フィルター
昼は野鳥、夜は星雲を撮りたい人に合います。「DWARF 3」は望遠と広角の2カメラを持ち、被写体を切り替えられます!
メーカーが案内する本体重量は約1.35kgです。星図から対象を選ぶと自動で導入・追尾し、撮影を始められます。移動しながら使うなら、この重さは確認したい数字です。
可視光用・天文用・デュアル狭帯域のフィルターを内蔵します!光害のある場所で輝線星雲を撮る際には、フィルターの使い分けが選択肢になります。
磁気式の太陽用NDフィルターとバッグは付属しますが、三脚はメーカーの別売アクセサリーです。撮影する場所に合わせて、設置方法も一緒に考えましょう。



昼間の被写体でもカメラの操作に慣れれば、夜の撮影へ移りやすくなります!
⑤ Vaonis Vespera II
9月29日 6:25時点の価格です(変動します)
- 口径50mm・焦点距離250mm
- センサーSony IMX585
- 広角CovalENSによるモザイク
- 重量約5kg
星雲を撮りつつ構図を広げて仕上げたい人に向く一台です。「Vespera II」のCovalENSによる自動モザイク撮影は、標準の画角を超える写真づくりを助けます!
口径50mm・焦点距離250mmの光学系に、Sony IMX585を組み合わせています。メーカーの仕様では通常の撮影が8.3MP、CovalENSを使った最大解像度が24MPです。
本体重量は約5kg。持ち歩けるサイズではあるものの、DWARF系のような軽量機とは差があります!設置場所を決めてじっくり撮りたい人に向くでしょう。
ポイント星雲を撮り、広い構図まで仕上げたい人向け。50mm光学系とCovalENSの自動モザイクが特徴です。
⑥ Unistellar eVscope 2
9月29日 6:25時点の価格です(変動します)
- 主鏡直径114mm
- 焦点距離450mm
- 表示Nikonと共同開発の電子接眼部
- 記録64GB
「eVscope 2」は、スマホの画面だけでなく望遠鏡を覗く体験も大事にしたい人向けです!Nikonと共同開発した電子接眼部を持つ点が、画面中心の機種と異なります。
主鏡は直径114mm、焦点距離は450mmです。掲載した6機種の中では口径・焦点距離ともに大きい構成。小さめの天体を狙う方向で選びやすいでしょう。
記録容量は64GBです!観測した画像はアプリ側でも扱えますが、屋外へ出る前に本体と端末の充電を確認しておきたいですね。
ほかの機種より荷物も予算も大きめです。接眼部を実際に使いたいか、持ち出す回数に見合うかまで考えれば、選ぶ理由もはっきりするでしょう。
接眼部を使った観測は、アプリの画面を見るだけのモデルとは異なる体験です。誰と観測するかも含め、機材を使う場面に合わせて選びたい機種です。
ポイント電子接眼部で覗く楽しさを重視する人向け。114mmの主鏡と450mmの焦点距離を備えます。
まとめ|撮る範囲と持ち出す頻度で決める
軽さを優先するならDWARF mini、広角と望遠を使い分けるならSeestar S30 ProやDWARF 3が候補です!画面中心で口径を求めるならOdysseyも選べます。
Vespera IIはモザイク撮影で構図を広げたい人に、eVscope 2は電子接眼部で覗きたい人に向きます。口径や解像度だけで一列に並べず、撮影したい対象から絞りましょう。
購入前には三脚と太陽フィルターの付属も確認したいところ。夜空に持ち出す機材を一式で考えることが、使い始めの負担を減らす近道です。



星雲を大きく撮るか、広い星空を一枚に収めるか。最初の一枚を決めると必要な機種が見えてきますよ!
9月29日 6:25時点の価格です(変動します)
9月29日 6:25時点の価格です(変動します)












