Nature Remoがアップデートで「Siriショートカット」に対応!
と思う方も多いと思いますが、ついにNature Remoのアプリがアップデートして「Siriショートカット」に対応し、Siriでも使えるようになりました!
これまでも「IFTTT」を経由させることで、Nature RemoをSiriで操作することができてはいたのですが、IFTTTが英語だったり設定が複雑で大変だったんですよね。
今回はNature Remoのアプリから直接「Siriショートカット」に登録できるので、とても簡単にSiriで利用できるようになりました!
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p class=”is-style-icon_announce”>「Nature Remo」だけでなく、もちろん「Nature Remo mini」にも対応しています。
HomePodにも対応!
Appleのスマートスピーカー「HomePod」がありますが、「Siriショートカット」を経由することで、Nature RemoをHomePodでも操ることができます。
今のところ、HomePodに対応したスマートリモコンはないと思われますが、Nature RemoならSiriショートカットを利用することでHomePodでも使えるようです!
今回はNature RemoをSiriショートカットで使うための設定方法と、使ってみた感想をまとめてみました!
Nature RemoをSiriで操作する設定方法
①Nature Remoアプリを最新バージョンにアップデートする
まずNature Remoのアプリを最新にします。
2019年7月にリリースされた「2.17.0」以降のバージョンじゃないと、Siriでは使えないので注意です。
②Nature Remoアプリで、Siriで登録したいリモコン操作を行う
Siriに登録するためには、Siriに登録したい動作を事前に利用している必要があるので、Nature Remoアプリを開き、Siriに覚えさせたいリモコン操作をいくつか使います。
僕はまずエアコン操作をSiriに覚えさせたいので、エアコンの電源のオンとオフを押しました。
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Nature Remoアプリをアップデートする前に行った動作は無効になるので、アップデート後に操作しておく必要があります。
③Siriショートカットに登録
iPhoneの「設定」を開きます。
「Siriと検索」を選択します。
「すべてのショートカット」を選択します。
「REMO」を探して、右側の「すべて見る」を押します。
よく使うリモコン操作が一覧に出てきくるので、登録したいリモコン操作の右側の+を押します。
あとはそのリモコン操作させる好きなフレーズを話して登録します。
僕の場合はエアコンの冷房を起動するためのものなので、「冷房をつけて」で登録。
「エアコンをつけて」だと、冷房と暖房の信号がかぶってしまうため、「冷房」と「暖房」という風に分けました。
ちなみにHomePodの場合は、同じApple IDで連携させたiPhoneのSiriショートカットで登録すると、そのままHomePodでも使えるようです。
ショートカットアプリを使うと、もっと高度なことができる!
様々なアプリを連携させたり、自動化することができる「ショートカット」アプリを使うと、より高度なことができます。
例えば、複数の家電をまとめて電源を入れたり、切ったりしたり、他のアプリと連動させてリモコンの信号を送信したりすることが可能になります。
「Hey Siri、全部消して」と伝えて、複数の家電をまとめて電源を切るのはかなり便利!
使ってみて思ったこと
IFTTTよりも圧倒的に簡単
このアップデートが来るまではIFTTTを経由させてSiriで使っていたのですが、IFTTTでも登録して、またそれをSiriに覚えさせるのが凄く面倒で、途中からは新しいリモコン情報は登録させていませんでした(笑)
しかしアップデートで、Nature Remoアプリで使った動作を直接Siriショートカットに登録できるようになり、動作を選んでフレーズを登録するだけでいいので、IFTTTよりも圧倒的に簡単にSiriで使えるようになりました。
反応が早い
前はIFTTTを経由してから信号を送っていたため、Siriに伝えてから家電に反映されるまで結構なタイムラグがありました。
今回はSiriから直接アプリにで動作するため、Siriに伝えてから信号が送られるのが早い早い!
またスマートスピーカーのAlexaよりも反映が早いと感じました。
iPadでもSiriショートカットが共有されていた!
僕はiPadにもNature Remoアプリを入れて、同じアカウントでログインして、同じリモコン設定を共有しているのですが、さらに同じApple IDでログインした端末ならSiriショートカットの設定も共有されるため、iPhoneで登録したフレーズをそのままiPadでも利用できました。
そのためiPadで読書しながら、iPadのSiriで、先ほど登録した「冷房をつけて」で冷房が起動できちゃいました!
エアコンの温度設定は少し面倒
Siriへの登録は簡単ですが、
一つ一つのボタンを手動で登録していかなきゃならないので、エアコンの温度設定や、テレビのチャンネル変更など細かなボタンの設定は少し面倒です。
またエアコンの温度設定の場合は、「エアコンを26度にして」という風な温度を指定したことは可能ですが、「エアコンを1度上げて」といったような信号は難しいです。
専用のスキルをダウンロードして使えるAlexaではできたのですが、手動で登録するSiriではダメそうですね。
まとめ
- IFTTT不用でアプリから直接Siriに登録できる
- スマートスピーカーと違い、どこからでも利用できる
- 反応が早い
これまでSiriショートカットに直接登録できるスマートリモコンは「ラトックシステム」のものだけだったみたいですが、人気の「Nature Remo」もアップデートでSiriショートカット対応されて鼻血が出そうになりました(笑)
実際に試してみても、IFTTTとは比べものにならないくらい登録が簡単で、反応も早くて使いやすさ抜群。
アプリの使いやすさや安定性など、前から評判の良かった「Nature Remo」ですが、Siriショートカットの対応で弱点もなくなり、個人的に最もおすすめしたいスマートリモコンになりました。
またスマートスピーカーとは違いiPhoneなので、家中どの部屋からでも使えますし、外出先からでも利用できるのもポイント!