電気ケトルといえば、必用なときにすぐにお湯を沸かせられて、ポットよりも節電効果が高いのが特徴です。
しかし一般的な電気ケトルは、100°の温度でしか沸騰できないですよね。
今回は好きな温度を指定して沸かすことのできる電気ケトル「ティファール 温度調整電気ケトル アプレシア エージー・プラス コントロール」を買ってみたのでレビューします!
「ティファール 温度調整電気ケトル アプレシア エージー・プラス コントロール」の主な特徴

- 飲み物に合わせて選べる7段階の温度設定
- 好みの温度で60分間保温できる
- 細菌による臭い・着色を防ぐ抗菌「Ag+ (銀イオン)」
この電気ケトルは普通の電気ケトルとは少し違います。
電源プレートの部分に液晶画面とボタンが備わっていて、7段階の好きな温度を設定してその温度でお湯を沸かすことができるんです。
一般的な電気ケトルは温度を固定されていますが、60~100°の中で7段階の温度設定ができるので、飲み物に最適な温度にしたり、自分の飲みやすい温度で沸かすことができます。
また設定した温度で1時間まで保温することもできるので、お茶会などのシーンでも便利です。
「ティファール アプレシア エージー・プラス コントロール」の開封レビュー
それでは開封していきます!
セット内容
- ケトル本体
- 電源プレート
- 取扱説明書
電気ケトルなので、ケトル本体と、ケトル本体に給電するための電源プレートが付属しています。
外観
カラーバリエーションは、ホワイト(KO6201JP)とブラック(KO6208JP)の2色から選びます。
僕はかっこよさを重視してブラックをチョイスしてみました。

電源プレートには、一般的な電気ケトルとは大きく違います。
ディスプレイとボタン類があります!
操作パネルで操作
電源プレートに電気ケトルをパイルダーオン!
電源プレートには液晶画面とボタンがあり、こちらを使って温度を設定したり、保温をしたり、温度を確認することができます。
右上の「電源ボタン」を押すと電源が入り、液晶画面に文字が表示されます。
お湯を100°で沸かすときは左下の「沸とうボタン」を押すと、加熱が始まります。
7段階の温度設定ができる!
一般的な電気ケトルは100°で沸かすことしかできませんが、この「ティファール アプレシア エージー・プラス コントロール」では、60, 70, 80, 85, 90, 95, 100℃の7段階の好きな温度を設定して沸かすことができます。
お茶や珈琲など、飲み物の種類によって最適なお湯の温度があるようで、100°の高温のお湯で作ってしまうと旨味成分が逃げてしまうそうです。
適切な温度で作ったほうが、低温でじっくりと旨味成分を引出されて美味しくなるとのこと!
メーカーが公表しているのはこちら↓
- 60℃:玉露
- 70℃:中国茶(白茶)
- 80℃:緑茶
- 85℃:ウーロン茶
- 90℃:コーヒー
- 95℃:紅茶
- 100℃:中国茶(工芸茶)
また乳児用のミルクを作るときは70度くらいの温度のお湯を指定されていることが多く、普通のケトルやポットだと作るのが大変なのですが、このケトルなら70°のお湯で沸かすことができるので、すごく簡単にミルクを作れます。
温度設定する場合は、左上の「温度設定ボタン」押すと設定でき、ボタンを押すごとに60, 70, 80, 85, 90, 95, 100℃の7段階の温度が画面に表示されるので、好きな温度を選ぶとその温度に向けて加熱が始まります。



お湯が沸くと「ピー」と音で教えてくれる
普通のケトルの場合、お湯が沸いても、湯沸し用のスイッチが戻ったときの「カチン」という音しか鳴らないの、気付かないときもあります。
このケトルは、お湯が沸いたときに「ピー」という電子音を鳴らして教えてくれるのでわかりやすい。
ケトルなのに1時間の保温が可能
電気ケトルといえば、電気ポットと違って必用なときだけ沸かして使いますよね。
この電気ケトルは、1時間までなら電気ポットのように保温しておくことができます。
保温をしたいときは「保温ボタン」を押すと1時間保温されます。
また指定した温度で保温するようになっていて、好きな温度で沸かしてその温度のまま保温ができます。
現在の温度がいつでも確認できる
地味にありがたいと思ったのが、現在のお湯の温度を液晶画面にリアルタイムで表示してくれるところ!
お湯を沸かしているときだったら、今何°まで上がったのか確認できますし、お湯を沸かしてから少し時間が経ったときに現在のお湯が何°なのか確認できるのは便利!
これ地味に便利で気に入っています。
抗菌仕様で清潔
細菌による臭い・着色を防ぐ抗菌「Ag+ (銀イオン)」を採用しているそうで、一般的なケトルよりも汚れが付きにくいそうです。
電気ポット、電気ケトルって、長く使っていると中がカルキとかで汚れてくるんですよね…まったく汚れが付かないということはないと思いますが、付きにくいのは安心ですね!
ティファール 温度調整電気ケトルを使ってみた感想
温度設定はミルク作り、水筒のお茶作りで大活躍!
これまでは子供のミルク作りの温度指定が意外と大変で作りづらかったのですが、このケトルは指定した温度でお湯を沸かせられるので、非常に簡単に作ることができて助かっています。
あと水筒にお茶を入れて職場で飲むことがあるのですが、魔法瓶に100°のお湯を入れて作っても熱すぎてなかなか飲めないので、少し冷水を入れて温度調整して作っていました。
ところが日によって、冷ましてもまだ熱くて飲みづらかったり、逆に冷ましすぎてしまったりと安定した温度で作るのが難しいのです。
この「ティファール 温度調整電気ケトル アプレシア エージー・プラス コントロール」なら、自分の飲みやすい温度で固定して作ることができるので、毎日同じ温度で作ることができ非常に満足です!
お茶が美味しくなった
これまではお茶を100°のお湯で作っていましたが、
メーカーの公式に書かれて温度で緑茶を作ってみました。



80°なので熱々ではなくなりましたが、そんなに冷まさなくても飲みやすく、味は旨味が増して、苦味が減ったような感じで、今までよりも明らかに美味しくなりました!
僕はコーヒーはあまり飲まないのですが、コーヒー好きの方にも大好評なようです。
保温機能もなかなか便利
ケトルはすぐに沸くので、「保温機能なんているかな?」と思っていたのですが、使ってみるとなかなか便利でした。
例えば、お湯を沸かしておきたいけど、沸いてすぐに使えないとき。
他の作業も並行して行っていると、沸いたお湯をすぐに使えなく、お湯の温度が下がってしまうなんてこともあります。
このケトルなら、1時間まで設定した温度で保温してくれるので、使いたいときに指定した温度のお湯を使えるのが便利です。
とくにこれもミルクを作るときに便利で、
家族が多い方は大容量のモデルがおすすめ


このケトルは0.8Lモデルですが、大容量の1.2L入るモデルもあります。
1.2Lもあると、カップラーメンなどを一回の湯沸かしで複数個作れるので、家族が多い方や、お湯をたくさん使う方は、大容量の1.2Lモデルがおすすめです。
多量のお湯を使う「ペヤングソースやきそば超大盛」は820mlのお湯が必用なので、今回のケトルではギリギリ足りないことになります…(笑)
まとめ
- 60, 70, 80, 85, 90, 95, 100°好きな温度で沸かせられる
- ケトルなのに1時間の保温ができる
- お湯が沸くと電子音で知らせてくれる
- 容量は0.8Lと1.2Lの2種類
お茶も明らかに美味しくなり、ミルク作りも簡単にできるようになり、最高な商品でした!
操作パネルでお湯の温度が確認できたり、お湯が沸くと電子音でお知らせしてくれたりと、使い勝手も良好です。
小さなお子さんがいらっしゃる方や、飲み物に拘りのある方におすすめのケトルだと思いました!

