【違い】FIIO K11とK11 R2Rを比較!DACチップと抵抗ラダー、設定の選び方

【違い】FIIO K11とK11 R2Rを比較!DACチップと抵抗ラダー、設定の選び方

この記事では、FIIOのK11とK11 R2Rの違いを比べました!

どちらも卓上のUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプですが、DACの変換方式と設定の選び方が異なります。仕組みと操作条件が選び分けの手がかりです。

編集長

R2Rという名前だけで上位と決めず、試したい設定があるかを考えると選びやすいですよ!

結論
DACチップとフィルター設定で選ぶなら
K11CS43198を採用し、FILTで6種類のフィルターを選択
抵抗ラダー方式とOS/NOS切替を試したいなら
K11 R2Rディスクリート24bit R2Rを採用し、SAMで2モードを選択
目次

K11とK11 R2Rのスペック比較

項目K11K11 R2R
DACCirrus Logic製DACチップディスクリート抵抗ラダーDAC
変換設定FILT:6種類SAM:OS/NOS
USB入力上限PCM 384kHz/32bit・DSD256 NativePCM 384kHz/32bit・DSD256 Native
ヘッドホン端子4.4mmバランス・6.35mmシングルエンド4.4mmバランス・6.35mmシングルエンド
デジタル入力USB Type-C・RCA同軸・光USB Type-C・RCA同軸・光
ライン音量LO:可変LO:最大固定/PRE:可変

色が付いた3項目が違い。残る3項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。

違いは2つ|価格差に見合うかを見極める

違い 1DACの方式で選ぶ|CS43198とディスクリートR2R

K11K11 R2R
CS43198ディスクリート24bit R2R

K11のDACはCirrus Logic製CS43198。K11 R2Rは独自開発のディスクリート24bit R2Rを採用しています。デジタル信号をアナログへ変換する回路の方式が違います。

R2Rは抵抗を組み合わせたラダー型の回路です。今回の2台は入出力端子が似ていますが、同じ回路に設定だけを追加したモデルではありません。

どちらが好みの音になるかは、仕様名だけでは決められません。DACチップを使った構成を選ぶならK11、抵抗ラダー方式を試したいならK11 R2Rが候補ですね。

編集長

同じヘッドホンと音源で試聴できる機会があると、好みも確かめやすくなります!

違い 2設定はFILTの6種類とSAMのOS/NOSに分かれる

K11K11 R2R
FILT:6種類SAM:OS/NOS

K11はFILTの6種類からデジタルフィルターを選びます。K11 R2RはFILTを備えず、SAMでOS/NOSを切り替える構成です。設定の選択肢を分けて考えましょう。

K11 R2RのNOSは元のサンプリングレートを保ち、OSは384kHzへアップサンプリングします。OSでも画面に表示されるのは入力側のレートなので、表示だけで内部処理を判断しないようにしたいですね。

K11のFILTにも、6番として「ノンオーバーサンプリングフィルター」があります。そのため、K11にはNOSに関係する設定がない、と単純化すると誤解につながります。

フィルターを選んで調整したいならK11、抵抗ラダー方式でOSとNOSを切り替えたいならK11 R2R。名称が似ていても、両者の設定を同じものとして扱わないことが大切ですね!

補足公式操作資料では、K11 R2RのLOは最大音量固定、PREは可変です。K11のLOは可変。外部アンプやアクティブスピーカーへ接続する前に、出力モードと接続先の音量設定を確認すると安心でしょう。

同じところ|接続端子とUSB入力の上限は共通

  • 入力USB Type-C・RCA同軸・光
  • 出力4.4mmバランス・6.35mmシングルエンド
  • USBPCM 384kHz/32bit・DSD256 Native
  • ゲイン3段階

どちらもUSB、同軸、光のデジタル入力を備えています。PCからUSBでつなぐだけでなく、接続する機器に合わせて入力を選べる構成です。前面のヘッドホン端子も共通なので、端子の形だけで選ぶなら差は小さいですね!

USB入力の対応上限は両方ともPCM 384kHz/32bitとDSD256 Nativeです。同軸や光の上限はUSBと異なるため、この数値をすべての入力に当てはめないようにしましょう。

よくある質問

QK11 R2Rのほうが音がよい?
ADAC方式だけで好みの音や優劣は決められません。この記事では実聴評価をせず、公式の回路方式と設定条件を比較しています。
QK11にはNOS設定がない?
AK11のFILT6はノンオーバーサンプリングフィルターです。K11 R2RのSAMによるOS/NOS切替と、同じ設定として扱わないことがポイントになります。
QR2RのLOで音量を調整できる?
A公式操作資料ではK11 R2RのLOは最大固定、PREは音量可変です。外部アンプやスピーカーにつなぐときは出力モードを確認するとよいでしょう。

まとめ|試したいDAC方式と設定で選ぶ

結論
DACチップとフィルター設定で選ぶなら
K11CS43198を採用し、FILTで6種類のフィルターを選択
抵抗ラダー方式とOS/NOS切替を試したいなら
K11 R2Rディスクリート24bit R2Rを採用し、SAMで2モードを選択

CS43198と6種類のFILTで選ぶならK11、抵抗ラダー方式とOS/NOS切替を試したいならK11 R2Rがおすすめです。R2Rの名前だけで音質の優劣を判断しないようにしましょう。

USB入力やヘッドホン端子は共通です。外部アンプやアクティブスピーカーも使う人は、K11のLOとK11 R2RのLO/PREで音量条件が異なる点も確認しておくと安心ですね。

編集長

手持ちの機器とのつなぎ方まで考えると、購入後の設定も整理できますね!

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この記事を書いた人

元家電量販店店員の男性。何でも比較するのが趣味。
家電やガジェットの比較情報を主に発信しています!

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