【違い】EV2740XとEV2740Sを比較!有線LANの有無と保証年数で選ぶ

【違い】EV2740XとEV2740Sを比較!有線LANの有無と保証年数で選ぶ

この記事では、EIZOのビジネス向け27型4KモニターEV2740XEV2740Sの違いをまとめます!

同じ27型4Kでも、分かれるのは背面のつなぎ口と保証の年数。片方だけが有線LAN端子を持ちます。

では、どこまでが共通なのか。6つの違いを順に見ていきましょう。

編集長

型番はよく似ていますが、シリーズの位置づけからして別ものなんです!

結論
ケーブル1本で有線LANまでつなぎたいなら
EV2740XRJ-45端子を備え、USB Type-Cの給電も94Wまで伸びます
長く使う前提で選ぶなら
EV2740S標準保証が7年間で、標準消費電力も12Wと軽めです
解像度や目の疲れ対策で選ぶなら
どちらでも同じ27.0型4K・163ppi・Paperモード・アンチグレアは共通です
目次

EV2740XとEV2740Sのスペック比較

項目EV2740XEV2740S
シリーズ内の位置づけプレミアムニュースタンダード
発売日2023年4月25日2025年7月18日
パネル/画面サイズIPS(アンチグレア)・LEDバックライト/27.0型IPS(アンチグレア)・LEDバックライト/27.0型
推奨解像度/画素密度3840×2160(16:9)/163ppi3840×2160(16:9)/163ppi
輝度(標準値)/表示色350cd/m²/約1677万色(8-bit対応)350cd/m²/約1677万色(8-bit対応)
コントラスト比(標準値)2000:11000:1
応答速度(標準値)5ms(中間階調域)6ms(中間階調域)
視野角/色域178°/178°(標準値)/sRGB相当178°/178°(標準値)/sRGB相当
映像入力端子USB Type-C(DisplayPort Alt Mode)×1/DisplayPort×1/HDMI×2USB Type-C(DisplayPort Alt Mode)×1/DisplayPort×1/HDMI×1
PCとつなぐ口(アップストリーム)USB 5Gbps Type-B/USB 5Gbps Type-C(最大94W給電)USB 5Gbps Type-C(最大70W給電)
USBハブ(ダウンストリーム)USB 5Gbps Type-A×3/USB 5Gbps Type-C×1(最大15W給電)USB 5Gbps Type-A×4
有線LAN端子RJ-45(1000BASE-T対応)なし
スピーカー/音声出力端子2.0W+2.0W/ヘッドホン端子・ラインアウト(各ステレオミニジャック)1.0W+1.0W/なし
消費電力(標準/最大/スタンバイ)16W/186W/0.35W12W/149W/0.27W
表示モード/画面同時表示User1・User2・sRGB・Paper・Movie・DICOM/Picture by Picture(2 PbyP)User1・User2・sRGB・Paper・Movie・DICOM/Picture by Picture(2 PbyP)
明るさ自動調整Auto EcoView(出荷時設定ON)Auto EcoView(出荷時設定ON)
外観寸法(幅×高さ×奥行)/質量611.6×370.8〜565.4×242〜250.1mm/約8.2kg611.6×376.3〜545.3×230mm/約8.6kg
昇降幅/チルト195mm/上35°・下5°169mm/上35°・下5°
スウィーベル角度/縦回転90°/右回り90°344°/右回り90°・左回り90°
取付穴ピッチ(VESA規格)100×100mm100×100mm
保証期間購入から5年間(使用時間30000時間以内)購入から7年間(使用時間30000時間以内)
付属の映像信号ケーブルUSB Type-C(1.5m)・DisplayPort(2m)USB Type-C(1.5m)
外装の再生プラスチック80%以上50%以上

色が付いた16項目が違い。残る7項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。

違いは6つ|背面の端子から、保証の年数まで

違い 1有線LAN端子と94W給電は、EV2740Xだけの装備です

EV2740XEV2740S
有線LANあり・最大94W給電有線LANなし・最大70W給電

一番大きい違いがここ。EV2740Xは有線LAN端子(RJ-45・1000BASE-T対応)を備え、EV2740Sは有線LAN端子なしです。

ノートPCとUSB Type-Cケーブルでつなぐと、映像もUSB機器も有線ネットワークも一度に通ります。無線が混み合うオフィスで効いてくる作りですね。

給電の上限も違います。EV2740Xは最大94W、EV2740Sは最大70Wまで。大きめのノートPCを充電しながら使うなら、余裕があるのは前者となります。

PCとつなぐ上り側の口も、EV2740XはUSB Type-BとType-Cの2系統、EV2740SはType-Cの1系統という構成です。

編集長

デスクに戻ってケーブルを1本挿すだけ、という使い方をしたい方には効いてくる差ですよ!

違い 2HDMIの数とUSBハブの中身がそろっていません

EV2740XEV2740S
HDMI×2/Type-A×3+Type-C×1HDMI×1/Type-A×4

映像入力の数に差が出ます。EV2740XはHDMIが2つ、EV2740SはHDMIが1つ。USB Type-CとDisplayPortは、どちらも1つずつ用意されています。

ノートPCに加えて、デスクトップPCやゲーム機も挿しっぱなしにしたい。そんな机なら、入力が1つ多いEV2740Xが働いてくれます!

USBハブはどちらも合計4ポートです。中身はEV2740XがType-A×3とType-C×1(最大15W給電)、EV2740SはType-A×4という分け方になります。

スマートフォンやヘッドセットをType-Cで挿したい方は前者、マウスやUSBメモリーが中心の方なら後者でも不足を感じないでしょう。

補足USBハブを使うには、PCとモニターを上り側の口でつないでおく必要があります。公式の仕様表に載っている上り口は、EV2740XがUSB Type-BとUSB Type-Cの2つ、EV2740SがUSB Type-Cのみ。映像をDisplayPortやHDMIで送りたい場合は、この違いが効いてきます。

違い 3コントラスト比は2倍、応答速度も一段速いです

EV2740XEV2740S
2000:1/5ms1000:1/6ms

パネルは同じ27.0型のIPS(アンチグレア)ですが、公式値のコントラスト比はEV2740Xが2000:1、EV2740Sは1000:1となります。

黒の締まりに関わる数値で、開きはちょうど2倍あります。ただし実際の見え方までは、2台を並べて確かめないと判断できません。

応答速度(中間階調域)は5ms6ms。1msの差なので、資料づくりや表計算で気になる場面はまず出てこないでしょう。輝度350cd/m²と視野角178°/178°は同じ値でした。

編集長

暗い部屋で映画を流すような使い方なら、この数字がじわじわ効いてくるはずです!

違い 4音まわりはEV2740Xが手厚くなっています

EV2740XEV2740S
2.0W+2.0W・音声出力端子あり1.0W+1.0W・音声出力端子なし

内蔵スピーカーの出力は、EV2740Xが2.0W+2.0W、EV2740Sは1.0W+1.0Wという表記になります。

もうひとつ大きいのが出口です。EV2740Xはヘッドホン端子とラインアウトを持ち、EV2740Sは音声出力端子なし。仕様表にその行自体がありません。

有線のヘッドホンをモニターに挿してWeb会議へ出たい方や、外付けスピーカーへ音を回したい方は、ここが決め手になります!

音そのものの良し悪しは聴き比べないと分かりません。ただ、参加者の声を聞き取る用途ならどちらも役目は果たしてくれるでしょう。

補足EV2740Sを選んだ場合でも、PCから直接ヘッドホンやスピーカーへ音を出すぶんには支障がありません。モニター側に音の出口をまとめたいかどうか、という観点で考えると選びやすくなります。

違い 5スタンドと寸法には、それぞれの強みが出ます

EV2740XEV2740S
昇降195mm・スウィーベル90°昇降169mm・スウィーベル344°

高さの調節幅は、EV2740Xが195mmで、EV2740Sは169mmとなります。26mmぶん広いので、モニターの真下にノートPCを置く使い方ならEV2740Xが有利です。

左右の首振りは逆の結果になります。EV2740Sが344°、EV2740Xは90°まで。ほぼ真後ろまで回せるため、机を挟んだ相手に画面を見せる場面では重宝しますね。

縦回転もEV2740Sは右回り・左回りの両方に対応し、EV2740Xは右回りのみとなります。チルトは上35°/下5°で共通でした。

質量は約8.2kgと約8.6kgで、わずかに軽いのはEV2740Xのほうです。

奥行きはEV2740Sが230mm、EV2740Xは242〜250.1mm。奥行きの浅い机に収めるなら前者が扱いやすいでしょう。

編集長

画面を人に見せる機会が多いなら、ぐるりと回せるEV2740Sが向いていますね!

違い 6保証は7年と5年、標準消費電力にも差が付きます

EV2740XEV2740S
5年間・標準消費電力16W7年間・標準消費電力12W

購入からの標準保証は、EV2740Sが7年間、EV2740Xは5年間。EIZOはモニターで世界初(2026年6月時点の同社調べ)としてこの7年間保証を打ち出しました。

対象は2026年6月以降に発売するFlexScan EVシリーズの新製品と、2025年発売の4機種です。EV2740Sはその4機種に入っています。

標準消費電力も動きます。EV2740Sが12W、EV2740Xは16W。点けっぱなしの時間が長い机ほど、じわじわ差が出ます!

最大消費電力は149Wと186W、スタンバイ時は0.27Wと0.35Wとなります。いずれも小さい側がEV2740Sという並びです。

補足7年間保証には、使用時間が30000時間以内という条件が付きます。1日8時間の使用なら10年ぶんを超える計算になるので、事務作業が中心なら先に上限へ届くケースは考えにくいでしょう。

同じところ|パネルも目の疲れ対策も横並び

  • 画面27.0型IPS(アンチグレア)・3840×2160・163ppi
  • 明るさ輝度350cd/m²・視野角178°/178°
  • 表示色約1677万色(8-bit対応)
  • 色域sRGB相当・表示領域596.7×335.7mm
  • 入力USB Type-C(DisplayPort Alt Mode)・DisplayPort
  • モードUser1/User2/sRGB/Paper/Movie/DICOM
  • 2画面Picture by Picture(2 PbyP)
  • 調光Auto EcoView・EyeCare調光方式
  • 設置VESA 100×100mm・チルト上35°/下5°
  • 無輝点購入から6か月の無輝点保証
  • 環境EPEAT Gold with Climate+・TCO Certified, generation 10

土台はよく似ています。27.0型のIPSパネルにアンチグレア処理、3840×2160の解像度と163ppiの画素密度まで、同じ値が並びました。

目の疲れ対策も共通です。ブルーライトを約80%カットするPaperモード、ちらつきを抑えるEyeCare調光方式、周囲の明るさに合わせるAuto EcoViewは、どちらの製品ページにも載っています。

表示モードの並びもPicture by Pictureも横並び。VESA 100×100mmの取付穴と、購入から6か月の無輝点保証もそろっています!

編集長

ここまで共通点が多いと、選ぶ軸は数えるほどしか残りません。

よくある質問

QEV2740SはEV2740Xの後継モデルですか?
Aいいえ、2機種は併売されています。公式のラインアップでは、EV2740Xがプレミアム、EV2740Sがニュースタンダードという区分です。EV2740XはEV2785の後継として2023年4月に、EV2740Sはニーズの高い機能に絞ったモデルとして2025年7月に発売されました。
Q7年間の標準保証はEV2740Xにも適用されますか?
A適用されません。7年間標準保証の対象は、2026年6月以降に発売するFlexScan EVシリーズの新製品と、2025年発売のEV2740S・EV2720S・EV2410R・EV2400Rの4機種です。EV2740Xの保証期間は、購入から5年間のままとなります。
Qホワイトのモデルはありますか?
Aどちらにも用意されています。EV2740X-WTとEV2740S-WTがそれで、モニターからスタンド、ケーブルまで色をそろえた仕様です。スタンドを外した受注生産品(型番末尾がFBK/FWT)も、それぞれのラインアップに並びます。

まとめ

結論
ケーブル1本で有線LANまでつなぎたいなら
EV2740XRJ-45端子を備え、USB Type-Cの給電も94Wまで伸びます
長く使う前提で選ぶなら
EV2740S標準保証が7年間で、標準消費電力も12Wと軽めです
解像度や目の疲れ対策で選ぶなら
どちらでも同じ27.0型4K・163ppi・Paperモード・アンチグレアは共通です

違いは端子・給電・画質・音・スタンド・保証と省エネの6点です!

ノートPCをケーブル1本でドッキングさせたいなら「EV2740X」。有線LAN端子と94W給電、HDMI2系統がそろうので、机まわりの配線をまとめたい方には心強い1台となります。

長く安く使いたい方には「EV2740S」が合います。7年間の標準保証と標準消費電力12Wは、5年・6年と使い続けるほど値打ちの出てくる持ち味です。

27.0型4Kの見やすさと目の疲れ対策はどちらも変わらないので、有線LANとヘッドホン端子が要るかどうかが分かれ道になります。

編集長

つなぐ機器とスタンドの使い方を思い浮かべながら選ぶと、迷う時間は短くて済むでしょう。

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この記事を書いた人

元家電量販店店員の男性。何でも比較するのが趣味。
家電やガジェットの比較情報を主に発信しています!

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